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海賊になっちゃいました




「オレはエース。白髭海賊団の二番隊隊長だ!よろしくな」

「あたしはみょうじなまえ。ラピュタの王女とは何の関係もないので、飛行石は持ってません」

「………ところで、お前どこから来たんだ?」


あっ、すべった、スルーされた。ていうか海賊ってあの海賊?フック船長?意味わかんない!もしかして、トリップとかいうやつ!?あたしはトラックにひかれて死んだと思ったら、いつの間にか海に落ちていたこと、あたしはこの世界とは別のところから来たかもしれないということなどを話した。


「まじかよ、でもグランドラインはなにが起こるかわからねーしな…」

「すげぇなー」

「ねぇーちゃんもいろいろ大変だったな。」


エースさんをはじめ、たぶん海賊と思われる柄の悪いおっさんたちもあたしのことを心配してくれた。海賊ってじつはいい人たちなのかなー、そんなことを思ってたらエースさんがびっくり発言をした。


「じゃあお前、ここに住んだらどうだ?どうせ行くとこないんだろ?」

「えっ?でも…」

「親父にはオレから頼んでやるよ。あっ、親父っていうのはこの白髭海賊団の船長なっ!」



どうしょう、たしかに住むところも、帰るところもないけど…でもここに住むってことは海賊になるってことかな?でも女海賊っていうのもいいかもしれない…


「ふつつかものな娘ですが、どうぞよろしくお願いします。」

「(にかっ)おう!よろしくな」


ぎゅっ


あたしとエースさんは握手をかわした。周りでは、野郎どもぉお、新しい仲間だぁあ!今日は宴だぞぉおと騒ぎだす海賊のみなさん。お母さん、お父さん、弟、シゲオ…もう会えないかもしれないけどあたしは女海賊として生きていきます。


ぶえっくしょぉおん!
(そいえば、あたしびしょぬれだ。)



あきゅろす。
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