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女は度胸




あたしは応援といえば、チアガールしかないと思いチアダンス部にチアの衣装を借りにきた。この学校のチアダンス部は廃部寸前らしく、あたしが入部するならという条件で衣装を貸してくれた(あとでナミたちも誘おう)よし、はやく戻らなきゃ!


「ナミー!ボニー!急いでこれに着替えて…」
「えっ、ちょっと」
「なんだよ?」
「いいからはやくー」


ちょうどトイレから出てきた2人と鉢合わせたあたしは衣装を渡して、再びトイレの中に押し込んだ。中からはこんなの着たくねーよというボニーの不満の声が聞こえたが気にしない。ナミはコスプレとか好きだからノリノリだ(よし、あたしも着替えなきゃ)
着替え終わったあたしたちは、ナミの提案により髪型をポニーテールで統一し、急いで男子の試合会場へと向かった。

「男子は運動場でサッカーの試合らしいよ、応援席あるかなあ」

「それは大丈夫よ、サンジくんに頼んでおいたから」

「「さすがナミ」」


運動場につくとサンジがナミのチア姿をみて、鼻血を出しながら倒れた。それを足蹴にしてどかすナミ(うわっ、ひど)けどあたしたちもサンジの存在をスルーして応援準備に入った。すると試合開始のホイッスルがなり選手たちが入場してきた。よし、頑張って応援するぞ!

「あのチアガールたちなんだ?」
「わかんねー、でもかわいくね?」


注目の的のあたしたち







あきゅろす。
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