授業中は寝てはいけません
ただいま国語の授業中…でもお昼ご飯を食べた後なのでものすっごく眠い!先生の話もまるで呪文みたいで、クラスの半分は夢の中だ。(よし、あたしは負けない)
「ねえー、ロー、眠いからお話ししょうよ」
「はあ?だったら寝ろよ。俺はいま悩んでるんだ。」
「ダメ!寝たら死ぬぞ!ってか悩みって何?あたしでよければ相談にのるよ」
「(なんで死ぬんだよ)本当かなまえ?女に二言はないよな?」
ニヤリと笑いながらローはそう言った。その目は、いつもより輝きが120%増だ(えっ、なに?!絶対変なこと考えてるよね、怪しい、怪しすぎるよ)
「すみません、やっぱり1人で悩んでください!」
「いや、お前がいれば俺の悩みは解決する、なぁ頼む!今日の放課後屋上に続く階段に来てくれ」
「(えっ?ちょっとそんな真剣に…)わ、わかった!ローがそんなに悩んでるんなら…」
今までこんなに真剣なローを見たことがなかったし、誰かの役に立てるのは嬉しいことなので、あたしは意を決してローの頼みに応じることにした。すると嬉しそうに語り出した。
「いかに階段で女子のパンツをバレずに見るかで悩んでたんだ。角度、タイミング、腰の屈み方、なまえ…お前のおかげで世の男子学生が救われるぞ」
先生!こいつの成績
さげてください
「(心配して損した)この変態!死ね」
「ちょっお前…消しカス投げるな!」
「お前らうっさいんだよ!俺の睡眠を邪魔するんじゃねー」
「キッド聞いてよ!ローがね…」
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