sweet!sweet!sweet!
「あっ、かき氷たべたい!エース買って!買って!」
「もう夏もおわりだもんなー、なに味がいいんだ?」
「やっぱり、イチゴに練乳の最強ペアでお願いします」
「おやじ、イチゴ練乳のかき氷ひとつ」
まいどー!とかき氷を作っていくおやじさん。練乳たっぷりお願いしますと言えば、嬢ちゃんかわいいからサービスだよと言ってくれた(らっきー)
「エースは食べないの?」
「ん?おれはいいんだ」
にやにやと答えるエース。この顔はぜったい何かたくらんでいる!いつだったか、いきなりスカートめくりされた時と同じだ!あの時は本当にどんだけガキなんだよとあきれてしまった。
「はい、お待ちー練乳たっぷりだよ!」
「ありがとう!おじさん」
うわぁー本当に練乳たっぷりだ!甘いの大好きなんだよねっ!うん、イチゴとの絶妙なハーモニー!やっぱり練乳の野郎はいい仕事してますなっ!
「そんなにうまいか?」
「えっ、おいしいよー!なんで?」
「いや、お前があんまりにも幸せそうに食うからよ…」
「それゃあ幸せだよ!エースも食べる?」
はい、あーん!とかき氷を差し出せば、腕をつかまれあたしの口の中にカムバックしてきた。あれれ?エース、かき氷嫌いだっけ?
「かき氷嫌いなの?」
「いや、嫌いじゃねー」
「じゃあなんで食べないの?」
「(にやり)いただきまーす」
sweet!sweet!sweet!
「ごちそうさん!うまかったぜ、」
くちびるごと食べられちゃった!
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