ありがとうHappy birthday!
それは、大好きなエースの誕生日から数日が過ぎたある日の出来事…
「誕生日おめでとう!」
「はあ!?おまえ、それ本気で言ってたら燃やす!いや、燃やして燃やして燃やしてやる!」
「燃やすのはあたしへの恋心だけにしてください!」
「うぜっ、」
「だってエースの誕生日のとき、あたしこの世にいなかったから…おめでとうって言いそびれてたこと思い出して…」
「なにが、この世にいなかっただ…年越しの瞬間にジャンプしてただけだろ」
「そういうとロマンがないじゃん!」
「意味わかんねえ…もうおまえと話すの疲れた。」
「いや!放置プレイだけはやめて!めちゃくちゃ寂しいから!でも、放置されるるの嫌いじゃないんだな、えへっ」
「……」
「あれ?あれれ?さっそく放置プレイ?」
「……」
「いいのかな?いいのかな?あたし変に興奮しちゃうよ?」
「……」
「もう喉のとこまで興奮がきちゃってるよ?あと5秒で興奮がピークに!」
「……」
「5、4、3、2、1…はい、興奮マックスです!アドレナリンの放出やばいよ!!ヒーハー!!!」
「……」
「……(ちょっ、まじで反応ないの寂しいんですけど)」
「なあ?」
「なに!?なに!?(やっと反応してくれた!嬉しいよあたし!)」
「おれ部屋に戻るな、」
「えっ、ちょっ…」
「なにが悲しくて彼氏の誕生日を忘れるようなアホな女のネタを見なきゃなんないんだよ」
「いや、ネタじゃなくて本気で言ってたよ!」
「だったら、なおさらおれはかわいそうな男だ…」
「もうそんなに落ち込まないでよ!エース!」
「(…誰のせいだよ)じゃあ部屋戻るから、」
「ちょっと待って!」
「うわあ!いきなり抱きつくなよ!」
「だってエースが…」
「ああ…わかった、わかった。戻らないからそんな泣きそうな顔するな?」
「頭ポンポンとか反則だし…もっと好きになるじゃん」
「うるせえ、(やばい!今のはかわいかった)」
「誕生日のことは謝る!でもこれは言い訳じゃないけど、あたしは毎日思ってることがあるんだよ…」
「???」
生まれてきてくれてありがとう!あたしはエースと出逢えて毎日が幸せだよ?
(誕生日だから特別に意識しちゃうけど、あたしは毎日神様にこのことを感謝してるの!)
そう言って、少し背伸びをしてエースにキスをしたら、真っ赤な顔したエースに抱きしめられた。ほんとうに生まれてきてくれてありがとう!
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