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B



こんなの忠の挑発だ。
こんな子供じみたことに、スモーカーが乗るはずなんてないけど。


「…」

ほら、黙って。この空気どうすればいいのかなんておれみたいな子供にはとうてい分からない訳で。
とか言っていながらも、しっかりスモーカーの様子を伺う。
相変わらずに、黙ったままで。その先何が起こるなんて想像すらできない。

はぁ、と。スモーカーのため息。


「抱けば、いいんだろ?」

「え…?」

承諾するなんて思っても見なかった。

―――何で?

「なぜ、驚くんだ?誘ったのはお前だろ?」

「でも…ぅんっ!!!」

かみつくような、獣のようなキス。息継ぎの言葉を忘れさせる。

はぁっと、必死に空気を送ろうとしても、スモーカーの唇で防がれた。

暫く、このようなキスが続いた。
スモーカーを好きだった心が、いったんシャンクスに向けられそうになった心が、またスモーカーに近付いて行っている。
やっぱり、おれはスモーカーの事が好きみたいだ。


「ふっ!!…んぁ!!…」

スモーカーの手が、おれの胸をなでる。スモーカーの骨張った指が突起に触れるだけで、おれの口からは女みたいな嬌声が出る。

「あっ!!…まっ…て…ゃ」

「やじゃないだろう?」

「っ!!?」

瞬間、衝撃が背中に走る。服の上から、おれの自身を握られた。

「ぃったぁ…!!…」

「いてぇ?…それでおっ勃ててんのは誰だ?」

「う…るせぇ…!!…ん、くぁ…!!…ぁ…」

右手は自身を左手は胸を、攻められる。左手の方は相変わらず突起を抓たり、引っ張ったり弄ぶ。時にはその中心を触れずに周りを円を描くようになぞる。
「…こっちもキツイってか?」

「ん!!…あぁ、…ン!!…はぁ」

右手の動きが激しくなっていった。今度は服の上からではなくて、直に触れる。ス
モーカーの熱が直に伝わってくる。
スモーカーは手慣れた様子で、おれ自身に刺激を与える。その快感をおれは喘ぎで表すだけだ。

「…あ、くそ…やだっ…!!…あっ」

スモーカーは次の段階に入ろうと、胸に当てていた左手をおれのあしの間に持って行く。

「そろそろ、本番だな」

「え…、あっ、ちょ…やめっ…!!」

スモーカーの指がおれのナカを犯す。もう慣れているから、おれの前立腺なんてすぐにわかってしまう。

「あぁ!!、あ!!…そこ、やめ…」

「よくなくくせにな」

「うる、せぇ…!!…んン!!」

スモーカーは前を寛がせ、赤黒く脈打っているそれを取り出す。慣れているはずなのに、その大きさに息をのむ。

「いれんぞ?」

その合図の瞬間。スモーカーが入ってきた。余りの質量に目がくらむ。

「ん、ふ…あっア!!…」

「力抜け、エース。」

「はぁ、はっ。あっ…や、むり…!!」

スモーカーの先走りや、腸液が潤滑油の代わりとなり、すべりをよくする。

それを借りてスモーカーの腰の動きも早くなっていく。

「あっあ…。もう…っイ…ク…!!」

その言葉を最後におれは自分の腹に白濁を散らせ、そして意識も手放した。


◇◆◇◆◇


その後の記憶は余りなくて、気付いたら何故かモビー号にいた。

「あ、マルコ?」

「お前、なんかしらねぇがスモーカーの野郎が担がれてたよい?」

「え…?」


マルコの話によれば、おれはスモーカーに担がれてモビー号に連れてこられたらしい。その時のおれは汚れていなかった。ということから後処理をしてくれたのだろう。

しかし、何しろ記憶なんてさっぱりだ。

でも、スモーカーにおれをどうおもっているかは確かめた。だが真意がわからない。愛してる、としか言われなかった。

――シャンクスのことは…?

考えれば考える程に難しくなっていく。
これは、おれの問題だから、自分で解決しないと。



結局は、どっちをとるか。

届かなくても大好きな相手。
かっこよくても、憧れで終わってる相手。

目に見えてるのに。

(どうして迷う自分がいる?)
END


ややこしい^q^

あれですね、エースはね、スモーカーを好きなんだけど、自分は性欲処理だと思ってた。→違った→でも、やっぱり届かないよね→海賊と海軍だし?→どうしよう。

んで、シャンクスのことは、→シャンクスかっこいいよな→まさかの告白→届かないなら〜…。→迷った。一瞬→どうしよう。

ぶっちゃけシャンクス選んだらアウトですけどね。(笑)←




あきゅろす。
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