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教えて。



最近、エースを見る度に、心臓が高鳴るということに気が付いた。

エースは、おれの兄ちゃんで、かっこよくて、強くて。おれはエースが大好きなんだ、いまでもずっと。

でも、今のその好きの感情が、別のものになっている。ということに気づいたのも、やっぱり最近で。


ピピピピピと、機械的なアラーム音。毎朝6:30に起きるおれだけど、今日はなんだか早く目が覚めたから、冒頭みたいにぼけっと考え込んでいた。

となりをみると、寝る前はいたエースはいなかった。おれより早くに起きて、色んな準備をしてくれる。
おれはエースが居ないと何も出来ない。
いつからか、エースに恋愛感情を抱いた。兄弟だけど、いいのかなんて一般からしたら、あり得ないし。イケないこと。
でも、おれにはこの感情を止める術なんて知らない。


「ルフィー!!起きろー!!」

2階建ての一軒家。そこでおれ達は暮らしている。

2階は寝室。1階からおれを起こす、エースの声。

ほんとは起きている。けど狸寝入りして、エースにきて貰おうかな。

タンタンタンと、規則正しく踏まれる階段の音。来た来た!と、心の中で呟いて、寝てるふり。

ガチャ−−

「ルフィ!起きろって…ってまだ寝てんのか」

ちょっと落胆したような声音。罪悪感が宿った気がした。

突然起きて驚かしてやろう、と思って起きようとした。

その矢先。エースがおれに近づいて、頭を撫で始めた。
エースに撫でられるなんて、何年振りだろう。
その心地よさに、眠気が襲ってきた。

しばらく、その心地よさに浸る。

「ルフィ……。」


何故だかこの囁きに愛しさが込められてる気がした。
少し、自分に都合がいいかな?と思いながら、そろそろ起きなきゃと、目を開けようとした。その瞬間。唇に、柔らかい。
感触。


−−−えっ


びっくりして、目を開けたらエースの顔のドアップ。
意味もなく、また目を閉じた。
すると、柔らかな感触がなくなって、空気に触れる。冷たく感じた。

目を開けると、エースとばっちり目があった。

あっと、エースは慌てていた。エース、と呼ぼうとしたら、エースはごめんとだけ呟いて、下に戻っていった。


今のは、何だったんだ?
好意からか、スキンシップみたいなものか。

前者の方が嬉しいけど。


おれの胸は、心臓は。うるさく高鳴っていた。



◆◇◆◇◆◇


「ただいま。」

「あ、おかえり」

おれが帰ってきた頃はもう、日が傾いていた。
当たり前のようにエースがおれの帰りを待っていた。

おれはまだ1年生だから部活が忙しい。
3年生のエースはもう引退してるから、帰りが早い。

エースは受験を兼ねているのに、おれが帰ってくるまで、飯さえ食わずに待っていてくれる。何時もは嬉しいんだ。
だけど今日はひどく、気まずかった。

「……。」

「……ただいま」

「それさっき言ったぞ。」

「そっか」

気まずい。なんていっていいか分からなくて、またただいまなんていってしまった。

エースは、相変わらず座ったままだ。そしておれから視線を外している。
エースの視線の先はエースが作っただろう夕飯が、きれいな状態のままラップをされていた。
やっぱり食べずに待っていた。
エースは食いしん坊なのに。
ずっと待っててくれたんだ。
食べたいだろうにな。

「エース。夕飯食おうよ」

「あぁ…、うん」

ぎこちないなぁ。
エースは夕飯が乗ってる皿をレンジに持っていく。
時間などをセットして、スタートボタンが押された。

独特の音とオレンジの光。
それに紛れて、おれは聞こえるか聞こえないかの中間あたりの音量で、呟く。

「なんで、キスしたの?」


あれ、無反応。聞こえてないか。と、気にしないようにした。気になるけど。
紛らわすように大きな音を立てて、椅子を引いて座った。


「……悪いと、思ってる。
気分悪くしたらごめん。……ごめんルフィ。おれは、最低だよ。…弟を…。好きになった。」

「え、エース…?何、言ってんだ?おれだってエース好きだぞ!?」

「お前の好きと、おれの好きは違う…!!!」


エースの顔は、おれの角度からじゃ見れない。見れたとしても、後ろを向いた。
声からして。泣きそうだ。


「おれの好きと、エースの好きは、きっと同じだ。」

エースにそっと歩み寄って、おれよりも大きい兄の身体を抱きしめた。
微かに震えていた。

「ル…フィ?」

気づいたら、エースにキスをしていた。

「ぅんっ…はっ…ルフィ!!」

「いいじゃん?エースだってしたろ?」

カッとエースの顔が紅くなる。意地悪だったかな?

「…なんで、こんな。
…ごめんルフィ。好きなんだ。兄弟なのにおかしいよな。こんなこと」

「エース、おかしくなんてないよ、おれだって、エースが好きだ。」


エースの目からいつの間にか流れた涙を舐めとった。
そして、今度は激しさを増したキスをした。

電子レンジの、チン、という音が耳の奥に聞こえた。
それ程、夢中に大好きな兄の唇を貪る。

「ぁ、んん…!」

そっと隙間からエースの矯正が漏れた。
その声だけで、胸の鼓動が早くなって、中心に熱が集まって行くのがわかった。


「ぁ、あ…ルフィ。や、そこ…ばっか、…うぁ!!」

エースの乳首をいやってくらいこねたり、抓ったりして遊んだ。右を指で、左を口で遊んだ。
甘噛みするとエースビクッと効果音がつくくらい体を揺らす。それを面白いなんておもうおれ。いつこんな冷静になったんだ?なんて片隅で思った。

エースの乳首から口を話す。
そこから銀色の糸が引いた。上目でエースを見たら、快感からか恐怖からか、怯えたような顔をしていた。
その顔にキスをおとす。

そして、左右の手をエースのベルトにやった。

「はぁ、ぁ……ル、フィ。…あ!?」

カチャカチャとベルトを外す。下着の上からでも分かるくらい、エースのは大きくなっていた。
それを取り出す。

「ぁ!!…ルフィ!!…いやだ!!…ぅあ!!…あ…ふっ!!」

棒は扱き上げ、先端部は舌を使う。尿道口を抉るように舐めると先走りの苦い味がした。

「はぁっ…あ…」

「エースのここ、あふい」

「そこで、しゃべるな…んっ!!」
エースの声に艶が増してさらに色っぽくなった。
おれの中心に熱がまた集まって行く。

――そろそろ限界。

次の段階にいこうと、エースの足を開かせた。そして、足の間の奥。窄まったところ。
その穴の周りを円を描くようになぞる。


「あっ、やぁ…。変っ…」

「やじゃないくせに?」

「ち、ちが…っああ!!」

指を入れわなかを探ってある一点を掠めたらエースが激しく反応をした。

「ここ…?」

「んん…あっ…そこばっか、や、だ!!…あ、あ!!」

「嘘つき」

おれはエースの反応を楽しむようにそこばかりを攻めた。
そろそろこっちも限界に近い。

「エース…、入れるよ?」

「ん。…っい!!…はぁっ!!」

「ごめんエース。」

段々腰の動きを早めていく。
エースが一番反応するところをいやって位おれのソレで突く。

「あっ!!あ、あ…ルフィ!!…!!はっ、も…イク…っ!!」

「はっ…おれも…!!」


おれの背中に回されていた手をちょうど前にくるように持ってきて、エースの手を包むように握った。

「っあ!!」

エースが果てたあと。おれも続くように果てた。



◇◆◇◆◇


「エース。ごめんこんな事して」
後処理を終えたあと、エースをベットに連れて行った。
エースの作った夕飯はまだ食べてないけど。


「いいよ。おれとルフィの気持ちが通ったから」

「…エースっ!!」


エースを深く抱き締めたあと。深い眠りについた。



(兄弟だって愛し合える。)
教えて。

END


最終的にグダグry

私の場合、エロは長くなります。
もっと短く書きたいな。
またエロ書きたい。
エロいいですよね。エロ。←エロばっか^q^

長いですが、最後まで見て下さりありがとうございました!!



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