小ネタ(戦国)
カナメ(滝池)※シリアス
※フィーリング。
ふと、自分より先にアイツが死んだらどうなってしまうのだろうと考えた。きっと自分は絶望してしまうのだろう。
だって、アイツがいなければこの世に価値なんて見出だせないんだから。
「…馬鹿だ」
アイツはそっけない返事で呆れたように返した。馬鹿馬鹿しいかも知れないが、自分にとってアイツは心臓のような存在なのだ。
いなければ自分は死んでしまうかも知れない。否、死にはしないが「人形」に成り果てるだろう。
そう、自分を生かすも殺すもアイツは出来るのだ。生殺与奪出来るのを知っておくべきなのだ。
「馬鹿で結構」
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