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馬鹿みたいに俺に愛を叫んでよ。

★背伸びしても届かないなら、イスでも使うさ
お題から。




「シズちゃんって高いよね」
「あ?」
「俺、キスするときとか凄い疲れるんだよねえ」

いや、だから俺がいつも屈んでるじゃねえか。
さらに屈めと?それなら座ってた方が楽だ。

「臨也」

と、手を引く。
首をかしげながら大人しくされるがままの臨也。
ソファにすわり、臨也を膝上に乗せる。
それで気付いたのか、ニヤリと笑う。

「ふふ、さすがシズちゃん」
「うっせえ」
「でも、好き」
「…」

というか。
ただキスがしたいために遠まわしに誘ってみたんだけど、ね。

(それでも、好きな俺は相当な馬鹿だ!)




100315
ただの甘えた話。
砂が吐けますね。慣れないことすると恥ずかしい。





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