Poetry
筒゙陽

―招魂歌―



 いっしゅんで始まり 
 いっしゅんで終った…


そんな関係


突然訪れた別れ
 それは…


永遠のものだった


その『いっしゅん』で終った


わかっていた
 全てのことが…


涙も出なかった


次にすべきことを考えていた…


自分全てで考えていた



顔に現れる―でる―のは
偽りばかり



心の内―なか―は
全てを後悔していた


泣いているのは
知らないトキ


目の前の事実に…心は凍っていた



表に現れる―でる―のは
 偽りばかり…



全てを笑顔に代えて…


全てが終って


頬にしずくが流れた


そして心は祈っていた…



……巫陽…ッ…






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あきゅろす。
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