アクマ
*
主から、私が何を言ってるのか解らないと言う視線が注がれる
仕方なく、教師役を買って出て
「、少しアクマについてご説明いたします。座っていただけますか?」
なるべくわかりやすく話すことにした
邪魔だったので、ガココッと目の前に山積みされた缶詰を主の方に押しやる
一瞬 主の視線が、ちらと缶詰を見たのに気づいて
「…食べながらでもかまいません」
と、1つ肉の缶詰に手を伸ばし カコンと開けて差し出す
席に座ったのを確認して
先ずは、
「アクマについて何をご存じですか?」
食べ物の話の前に、何を知っているのか探るところから始める事にした
[*前][次#]
[戻る]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!