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アクマ
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普通なら、アクマが人を生かしておくことはあり得ない、人と人ならざる彼らとの確執は兄からよくよく聞かされていたからだ。
そこで、彼女はぎゅっと唇を噛んだ。目を閉じ熱いため息を噛み殺すとまた頭をめぐらせた
もしかしたら、自分の考えている事にあのアクマを利用出来るかもしれない
赤い紅い髪のアクマ。
肩にかかるその髪の下、細い首もとには 繊細な銀の首飾りがしてあった。
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