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アクマ







 色々、聞きたいことはあるのだが


悪魔は今ベットに乗り上げ、忙しなくハーブを塩と油とベーコンを合えてあるらしいサラダやらパンのお粥を親鳥のようにセシルの口に食事を運ぶ


 庭に在ったハーブを摘み、毎朝玄関に届けられる食材を使ったのだろう



それを眺めながら、手持ちぶさたにそわそわする。


「、か、替わろうか?」

何時もは自分の仕事なのだが、なんだか



――妹を取られたようで、

すると悪魔は、手をとめ
チラリこちらに視線をやると、


「少し、失礼致します」

セシルに、スプーンを渡して

 膝にトレーを載せ、食事するセシルに溢すんじゃないかとハラハラしながら見守りそわそわする。


それを横目に、いつの間にか悪魔は脇に立ち


「、台所に、まだ暖かい食事をご用意しております」

と袖を引き、威圧的にそう言った。なんだか くたびれても見える

しかしセシルを一人食事なんてと口にしようとして

「あ?ああ、セシルと」

「お兄様、この後お仕事でしょう?」

早くお食べになってきて?と食事の手を止め、上目遣いにそう言われてしまい


「ん、んー…わかったよ、」

しかたなく、髪をひと撫でし 袖を引かれるまま部屋を後にした。


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