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黒猫の気まぐれ
64



X「行かねえのか」


九代目と一緒に出て行かなかったユウヤに問いかけるXANXAS


『こんなことだけのためにわざわざこんなとこまで来ねぇよ』


素直に会いにきたと言えなかったユウヤは遠回しに言った(つもりだった)


X「フッ…そうか」


…XANXASには筒抜けだったようだ


『…(フイ』



そんなXANXASから顔を逸らしたユウヤ


ル「あなた、ユウヤでしょ?」


ウキウキした様子で話しかけてきた…オカマ


『…』


怪訝そうな顔でルッスーリアを見るユウヤ


「ルッスーリアよん。よろしくね」


そう言ってユウヤと握手しようとしたルッスーリア


しかし、ユウヤは隠し持っていた拳銃を向けた


ルッスーリアは驚いて少し下がる












すると、壁に銃弾が刺さった



ヴァ「!?」


ヴァリアーが驚いている間ユウヤは弾が飛んできた方向に銃を向け、安全装置を外し引き金を引いた



━━━━━━━



遠くから人が倒れる音が聞こえた



暗殺者である彼らにもそれは聞こえたらしく、再び驚いていた



『…ドカスが』


「ぶはーっ!」


それをみていたXANXASが吹き出して笑った



「流石だな、ユウヤ」


めったに人を誉めないXANXASがユウヤをほめた


その事実にスクアーロ達はポカーンとしていた



ユウヤは再びXANXASから顔を逸らした





その後、ユウヤはルッスーリア、時々ベルやスクアーロから質問攻めにされていた












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