黒猫の気まぐれ
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ヴァリアーが今待機しているという部屋につき、ドアをノックし守護者→家光→九代目の順に入り、ユウヤが最後に入った
中にはヴァリアーの幹部が揃い、XANXASはベッド、スクアーロとだいぶ回復したルッスーリアが車椅子、それ以外が椅子に座り、待っていた
ユウヤが入ってきたことに若干動揺を見せたが、すぐにいつも通りになった
「…では、ヴァリアーの処分を下そう
────1ヶ月の謹慎処分。その間のヴァリアーの任務は7:3の割合でユウヤと門外顧問チームにやってもらうことになった」
ヴァ「!?」
九代目の言葉に驚きを隠せないヴァリアー
X「…本気かユウヤ」
『…』
XANXASの問い掛けに無言で返すユウヤ
X「…そうか」
無言を肯定ととり、それ以上聞こうとしないXANXAS
九「ヴァリアーはアジトに戻ってよいこととするが、ユウヤが監視役として一緒に生活してもらう」
再び驚くヴァリアー
それを無表情で見ているユウヤ
X「まてジジィ」
質問などはないと思い、出ようとした九代目を呼び止めたXANXAS
九「なんだい?」
X「"任務は"ユウヤがやるっつったな。書類はどうなんだ」
九「もちろん動ける者にやってもらうよ。後、必要に応じて、ヴァリアーの部下を動かす権利もユウヤにあるよ」
X「そうか」
九「他にあるかね?」
そう言って幹部全員を見渡した九代目
九「ないなら失礼するよ」
そう言って出て行った九代目とその守護者、そして家光
ユウヤはそのまま残っていた
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