黒猫の気まぐれ 53 ユウヤside 認定試験を行ったグラウンドにつけばポールがあった 同じ場所で守護者戦をやった雲のガキもいる そいつのところにも同様にポールがあった 何がおこるのか考えていると手首についたリストバンドから鋭い痛みが走り、立つのがきつくなってきた だが、ここで倒れんのは俺のプライドが許さねえから、剣を支えにして立つ 雲のガキが気になり見てみると、俺と同じことになっていた そんなことを考えていると、についている小型カメラからチェルベッロの説明する声が聞こえた 毒かよ…ある程度毒に対する耐性を持っている俺でも、デスヒーターはきついぜ… そう思ったのを最後に俺は争奪戦前の依頼の疲労も手伝い、意識が闇へと落ちていった ユウヤside end XANXASside 説明が一通り終わり、力ス共にデスヒーターが入り、画面に力ス共がうつる 雲と月の戦闘があったところがうつり、黒猫がうつった 剣を支えにしていたが、しばらくすると倒れ、意識を失い、苦しそうな息遣いだけが聞こえた オレは、そのことに柄にもなく一瞬動揺したが、それも一瞬で、すぐにいつも通りになる そして、モドキが早く始めようと言っていたのを思い出し、殴り飛ばした ──たとえユウヤじゃなくてもいい… オレと似てる気がしたあいつを助けてやりてぇ… XANXASside end [back][next] [戻る] |