黒猫の気まぐれ
12
ｺﾝｺﾝ ｶﾞﾁｬ
「失礼します」
「どうかしたのかね家光」
先ほど出ていった家光が戻ってきたので不思議に思い聞いた九代目
「門で九代目にお会いしたいと言ってた者を見つけたので連れてきました。…入れ」
ｶﾞﾁｬ
『…』
ユウヤが中へ入ると優しそうなおじいさんと家光が見えた
「"黒猫のリョウ"だそうです」
名乗ろうとしないユウヤを見て家光が紹介した
「ほぅ。わしに何か用かね？」
『…ボンゴレ独立暗殺部隊ヴァリアーのボス、XANXASの行方』
一番知りたい、ここへ来た目的のみ言い黙ったユウヤ
しかし、それだけで通じたのか九代目は苦笑しながら
「なぜ知りたいのかね？」
と言った
『…(いくらボンゴレでも情報を教えるわけには‥)』
しばらく沈黙が続いた
しかし九代目は気にしないかのようにニコニコ笑い
「聞き方を変えよう」
と言った
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