黒猫の気まぐれ
7
『久しぶりだな。リョウだ 』
繋がったのか親しげに話し出し、偽名を名乗ったリョウもといユウヤ
『ボンゴレで起こったクーデターについての情報もってこい。いつもの酒場で待ってる』ブチッ
親しげに話し出したわりには要件だけ使えて一方的に切り、帽子をかぶってから家を出たユウヤ
──酒場──
チリンチリン
『チッ…くんのおせーんだよカス』
「これでも早いほうだぜ?"黒猫のリョウ "」
ユウヤのことを「黒猫のリョウ 」と呼んだこの男がユウヤが家を出る前の電話相手である
『情報は?』
キレイにスルーして本題へとはいる
「これだ」
そういってユウヤに紙束を渡した
ユウヤはサッと目を通す
『チッ(やはりこいつでもこれが限界か…)…これで終わりか?』
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