言葉の欠片
愚かな人間



抱き締めた腕は弱々しくて
貴方も人間なのだと思った
傷付かない人なんて
この世界に存在するわけもなくて

愚かだと、貴方は嘲って
それでもどうしていいか分からなくて

成長してないね
そう言うのは簡単なこと
だけど、人は一歩一歩進んでるの
歩みを止めようとする人なんて
いるわけがないでしょう?

いつか笑い合えばいい
あの頃は馬鹿だったねと
あの頃は子供だったねと

だから、泣きながらでも
私たちは進んでいく

果てしない世界を
果てしない時間を





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