小説
デスクワーク柳井(見えない雨:会話文)
柳井｢ほんとに...すみませんでした...｣
川上｢ほんとに、じゃねーだろおい。ちょっと牧田さんに贔屓されてるからって調子乗ってんじゃねーぞ。｣
牧田｢まぁまぁ義則、いいじゃねーか、居眠りくらい｣
川上｢よくないですよ！！！！よくないです！！柳井のやつ調子乗ってるから口でしか謝んないんですよ！！｣
柳井｢すみません....だからこうして、文にして、....反省文、持ってきました...｣
川上｢あん？...どれどれ、見せてみろ ボロ雑巾の柳井｣
牧田｢まぁまぁまぁ、｣
柳井｢.....どうですか...?｣
川上｢どうですか、じゃねーよ！！これパソコンで書いたやつだろ！！お前の字で書けよ！！気持ちが伝わらねぇな｣
柳井｢すみません...居眠りをしてしまってすみません。｣
川上｢なんでパソコンで書いたんだおい？｣
柳井｢僕は非常に眠くてつい、居眠りしてしまいました。｣
川上｢自分の字で書け｣
柳井｢牧田さんと名前の解らない部下の方に、大変申し訳なく、おもいます....すみません｣
川上｢おい.....なに急に反省文まる読みしてんだよ なんでパソコンで書いたのかって聞いてんだよアホたれ。それに俺は川上だ、覚えろ｣
牧田｢まぁまぁまぁまぁ、｣
柳井｢僕は、パソコン得意だからです｣
川上｢入社試験じゃねーんだぞ！なに特技披露してんだおまえは｣
柳井｢....でも鉛筆もってなかったから、仕方なく...｣
川上｢いちいちパソコン得意アピールすんな！！デスクワーク柳井！！もうデスクワーク柳井って呼ぶぞ！！いいのか！？｣
牧田｢おおっ！なんかイケてる異名じゃねーか先生｣
柳井｢ありがとう、ございます...｣
牧田｢先生。先生の異名は？｣
柳井｢....デスクワーク..柳井｣
牧田｢かっこいい異名だな｣
柳井｢.......｣
川上｢黙ってんじゃねー！牧田さんが褒めてんだから喜べ！！｣
柳井｢やったー｣
川上｢やったじゃねーよ！ありがとうございますだろうがッ｣
柳井｢..ありがとうございます...｣
牧田｢まぁまぁ｣
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