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「当たり前ってなんだ。大体俺はタチだぞ」
「俺だってそうだ」
いや、まあそうだが・・・・
くそ・・俺が折れるしかねえのか?
「・・・・・ネコなんか、したことねえよ」
「当然だ。あったらそいつ殺してるとこだ。
はなからお前の処女は俺が貰うって決まってんだよ」
なんだそれ・・・
どこまで自己中なんだよこいつ
いつもの意地の悪い笑みが余計にむかつく
けれどそれ以上に胸の高鳴りが押さえられなくなって来て
今にも破裂しそうなほど苦しい
「クソッ・・・・・
春・・・責任、とれよ」
そう言えば「勿論」と返され僅かに顔に熱が集まるのを感じた
その言葉が合図かのように俺達は惹かれ合うように唇を合わせた
軽く触れ舌を絡める
動きを止める事もなく邪魔な互いの服を脱がせる
脱がせながら春は脇腹や腹を撫でてくる
少しくすぐったいが心地良い
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