[携帯モード] [URL送信]
2





「当たり前ってなんだ。大体俺はタチだぞ」

「俺だってそうだ」

いや、まあそうだが・・・・
くそ・・俺が折れるしかねえのか?

「・・・・・ネコなんか、したことねえよ」

「当然だ。あったらそいつ殺してるとこだ。
はなからお前の処女は俺が貰うって決まってんだよ」

なんだそれ・・・
どこまで自己中なんだよこいつ
いつもの意地の悪い笑みが余計にむかつく

けれどそれ以上に胸の高鳴りが押さえられなくなって来て
今にも破裂しそうなほど苦しい

「クソッ・・・・・
春・・・責任、とれよ」

そう言えば「勿論」と返され僅かに顔に熱が集まるのを感じた



その言葉が合図かのように俺達は惹かれ合うように唇を合わせた

軽く触れ舌を絡める
動きを止める事もなく邪魔な互いの服を脱がせる


脱がせながら春は脇腹や腹を撫でてくる

少しくすぐったいが心地良い






[*←][→#]
[戻る]


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!