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マリモの告白





「お前、本当に理解力のねえ奴だな。
今まで湊が黙っていたから俺も何も言わなかったが
もう終わりだ。湊に手を出した事後悔しろ。クソマリモが」

おいおい風紀委員長がそんな言葉遣いいいのか
仮にも一般生徒だぞそいつ
なんか外野からもっといけだのちらほら聞こえてくるが

「なんで、なんでだよっ!そうか春彦寂しいんだなっ!
俺に構ってほしくてそんなこと言うんだろ!?
ちゃんと俺に言わなきゃダメだぞっ!
大丈夫だ!俺は春彦の見方だからっ!」

「黙れ勘違い野郎。
誰が構ってほしいって?逆だクソが。
さんざんやりたい放題しておいてよくまだそんな事が言えるな。
いいか、もう俺と湊に関わるな」

最後の一言で突き放す
しかしその言葉を聞いた瞬間マリモは焦りだした

「いやだっ!!」

「拒否権はねえんだよ」

尚も冷たく言い返す春

「何で俺はダメで湊はいいんだよっ!そんなのおかしいだろ!?」

「おかしいも何もこっちは迷惑してんだよ」

するとマリモは頬を赤く染め(鬘と眼鏡でほぼ見えないが)くねくねしだした
はっきりいって気持ち悪ぃ
春もそう思ったのか顔が引きつっている

暫くしてから意を決したマリモが衝撃的な言葉を放った

「俺は春彦が好きなんだっ!だから俺と付き合えよっ!」


いい加減にしてくれ・・・






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