[携帯モード] [URL送信]
跡部景吾の場合




『ねぇ跡部』
「あーん?なんだみょうじ」
『跡部って誕生日いつだっけ?』
「ちっ……俺様の誕生日くらい覚えとけ」
『覚える気はさらさら無い……』
「10月4日だ」
『別に覚える気は無いってば』



CASE.跡部景吾





『……けーごっ!!』
「なんだなまえじゃねぇか」
『えへへ、今日は何の日でしょう?』
「ふんっ…俺様の誕生日、だろ?」
『正解!!景吾、お誕生日おめでとう!!』
「……ありがとな、なまえ」
『それでね、あたし景吾の誕生日プレゼント必死に考えたんだけど……全然決まらなくて……』
「いいんだよ。お前が祝ってくれたことだけで幸せだぜ?」
『景吾……』
「なまえ……」
『あたしね、考えたの。誕生日プレゼントは……あ・た・し、なんて……景吾は嫌だよね』
「……本当にいいのか?」
『え!?』
「俺はなまえが居てくれればそれでいいんだ。だからなまえがプレゼントだなんて最高じゃねぇか!!」
『……景吾、大好き!!』
「俺もお前が好きだ、なまえ」







「なまえ……今夜は離さないぜ……」
『いや、離して。つーかなんで抱きついてんの?もうウザい通り越して気持ち悪いよ』
「なまえー!!」
『だあぁぁあぁ離して!!妄想は頭の中だけにしろ!!つーか名前で呼ばないで気色悪い!!』



結果、跡部景吾は自分好みの誕生日を妄想しました。


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
無料HPエムペ!