皇国の守護者的３０題
穏やかな日々の波風
ねこ
弔いの音
あの人がいる
白銀に広がる紅
葬送の遠吠え
後悔するならあの世でどうぞ
守らなければ、護らなければ、
笑顔遺して
自己嫌悪に逃げる
退路は絶無、目指すは地獄
英雄になんてなりたくない
許しは乞わない
戦場の只中にて
遺書にも似た手紙だけれど
死守
託された希望、背負わされた重み
牙をむいてみせよう
姫君の微笑
嫌われ者
諦め方など知らない獣のように
せめて痛みを知らぬまま
敗してもなお
どこまでも矮小、どこまでも臆病
さらば戦友
死に慣れるを良しとせず
痛くて痛くて堪らない
絶望を見た
故国の地に立つ
この国に 彼らの なにが だれが
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