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小説(現在五部中心)
Thanks to ・・・
これはThank you for・・・(ギアイル)のホルマジオ視点バージョンです
ギアイル←ホル
みたいな感じです
メローネがでてきたりします










昨日イルーゾォが俺に相談してきたんだ
「な…なぁホルマジオ…」
「どうしたんだよぉ〜改まってよぉ〜」

「その…相談があって…」
まあ俺はよくこいつになんやかんや相談されてたから改まってとかじゃないんだが
だが今回の相談はいつもと違うみたいだ…なんかそんな感じがする…

「今回の相談はなんだぁ?またメローネになんか言われたか?」
するとこいつはブンブンと首を横に振った

「ちがうちがう!今日はメローネは関係ないんだよ!」
違うらしい
「んー…じゃあジェラートか?」
また同じように首を振って否定した
「そうじゃなくて…だな…」
「おいおい勿体ぶるなよぉ〜何々?恋の相談かい?」
意地悪げに言ってやるとイルーゾォは顔を真っ赤にした
え…まじか…本当に恋かよ…
「図星かよ…でお相手はどんな人なんだ?」
「…なんていうかメローネでいうツンデレって感じ…」
ツンデレ…あんま詳しいことは知らねえが…
「ツンデレかぁ〜なんかお前らしくないような…まあ人それぞれだもんな!」
つかイルーゾォが人好きになるっての初めてきいたような…まあ俺が全て知ってるわけじゃないしなー…
「で、その人にどうしたいんだ?」
「あ…えっと、その人に告白したいんだよ…」
こいつ顔まだ赤いな…

「で、その内容を考えるのを手伝えばいいんだな?」
「う、うん…」
しっかし本当にどんなやつだよ…ツンデレだけじゃわかんねぇな…
「その人とはよく話すのか?」
「…話す」
じゃあ俺意外と見たことあるかもしれないのか…まあこいつのことだ、教えてくれないだろうな…

そこで俺は夜とかに告ればいいだの遠回しに言うんじゃないだのできる限り手伝ってやった

俺が昔のことを話し出してもイルーゾォは真剣にメモをとりながら聞いてくれた

やっぱ…すげぇ本気なんだな…あんまこいつが頑張ってるの見たことなかったからこんな貴重な姿みれた俺はラッキーかなんかかなー
と考えながらこいつの頭を撫でてやると
「ホルマジオ…何で笑ってるんだよ?」
と上目遣いで言われてしまった…髪型はもちろんこいつは少し女っぽい、口調とかはおいといてなんかそんな感じがする

「んー?イルーゾォ熱心だなーって」
「なんか頑張ろうって気持ちになってさー俺らしくないだろ?」
かっこいいだろ?
と笑顔で返ってきた

何て言うか…こいつが女だったら結構タイプだなー
大人しいけど明るくて自然と見てるこっちも笑顔になる…ってこれじゃあ俺がイルーゾォを好きみたいだな…



「どうした?ホルマジオ」
「あ、あぁ…まあがんばれよ」

危ねぇ…もう少しで俺までソルベとジェラートみたいな思考になりそうだった…

「ああ!お前に相談してよかったよ!ありがとな!」
と言ってイルーゾォは部屋から出ていく
「おう、どういたしまして」
イルーゾォの後ろ姿を見送り、ソファーに寝転がる。少しして俺はソファーから起き上がりメローネの部屋に行く

「おーいメローネ」
はいはーい今いくよ〜
と中から声がしたと思えば扉が開いた

「ホルマジオどうしたの?ま、入って入って」
と部屋に招かれる
椅子に腰を落としながらメローネに話しかける
「なあメローネ」
「うん?あ、何か飲む?」
とマグカップをふりふりしている
「いや、俺はいいや」
「おけい、でどしたの?」
とカップに紅茶を淹れたメローネが正面に座る

「最近イルーゾォとよくはなす女って知ってるか?」
「んー…先週ぐらいに女の子に話しかけられてたけど…」
「あーもうちょっと年上の女」
うーん と唸って首を振りながら
「最近よくチーム組んでるけどいないよ」
「そっか〜ありがとな」

じゃあ誰なんだ…あいつをあんなに熱心にさせる女は…
「…あ、もしかしてホルマジオ…イルーゾォの好きな人探してる!?」
なんでこいつはこんなに勘がいいのかわかんねえな…
「…図星だねぇ」
いやらしい笑みを浮かべてメローネが言う
「しょおがねぇなぁ〜…教えてやるよ」
そして話てやると
「それ多分ギアッチョ」
「お前ふざけんなよー男だぜギアッチョは…」
あーでもソルベとジェラートみたいなのもいるから可能性が無いわけでもないが…
「つかなんでギアッチョなんだ?」
「だってギアッチョツンデレじゃん」
あ…そうかこいつギアッチョによく言ってたな
で殴られたり氷漬けにされてるが

するとメローネが何か思いついたように右手をポンッと左手に乗せる
「じゃあじゃあ!明日あいつら同じ部屋じゃん!!盗聴器しかけて夜聞こうよ!」
「おいおい…でも明日告るわけじゃないんだぜ?」
まずギアッチョかも決まってないんだがな…
まあ俺も今回は乗るつもりだが…

「まあまあとにかく!!盗聴器しかけてくるね♪」
と楽しそうに出ていった

偶然だが明日はメローネと俺は同じ部屋だったりする
「…イルーゾォ本当に男が…?」
少し寂しくなって自室に戻り俺は寝た




そして夜―

「いよいよだね!はいイヤホン」
「ああ…つかリーダーにばれたら剃刀…まあいいか…」
イヤホンを耳に付けながら俺は祈る

ギアッチョじゃないといいな…

自分でもよくわからないがそう祈った

「あ、2人が話始めたよ!」
「わかってるよ…静かにしろよ〜」

耳をすますと2人の会話が聞こえてくる
眼鏡がどうとか部屋がどうとか…
やっぱり今日じゃないみたいだ、つかやっぱりギアッチョじゃないだろ…

イヤホンを外そうとしたらメローネが
「ホルマジオ!!!待って!!なんかさっきと雰囲気が違う気がする!!くるんじゃない!?」

俺には寝る前のただの沈黙にしか思えないが…
再びイヤホンを耳につけると

きてしまった…
告白タイムが…


「…ギアッチョ」

「ぁあ?なんだよ」
横でメローネがニヤニヤしている。
イルーゾォ…頼む…

「…好きだ」
メローネね言うとおりだった。イルーゾォはギアッチョのことが好きなのだ。
ギアッチョがイルーゾォをこんなに熱心にしたのか…すげぇな…
と関心していると
「はいはい、ありがとねーおやすみー」
ギアッチョがアクビをしながら返事した

こいつ…イルーゾォが本気なのに…関心を返せ…とイラついていると
「…おやすみ」
イルーゾォが寂しそうに返した
数分間沈黙が続きギアッチョが


「なあ、イルーゾォ」
と話かけた。だがイルーゾォは返事をしないとこからして既に寝てしまったようだった

「寝てるならそれでもいいんだがよ」

「本気か…?さっきの」

「冗談だよな…どうせメローネに何か頼まれたんだろ…」
俺はメローネを睨むとメローネは首を横に大きくふって否定した
するとイヤホンの方から寝たと思われた声が聞こえ、ついに
「本気だよ」
イルーゾォが言ってしまった
「ギアッチョ…真っ赤…ッ」
少しするとギアッチョが冷静になったらしく言う
「本当に俺のこと好きなのか?」
「変だろ…同性を好きになるとか…」

「いや…変じゃねぇよ。なんていうか…俺、確信できたんだよ」
言うな…言うな…
「お前のこと好きかも知れない」
「え…本当!?」
ああああもう限界だ!これ以上は聞けない!!
「ご、めんッ…!」
その後小さかったがたしかに聞こえた
キスしたんだ

俺はイヤホンを外した

するとメローネも外した
どうやら終わったみたいだ

「…本当にギアッチョだったね」
ねぇホルマジオ?

とメローネが聞いてきた
「…どうした?」


「ホルマジオイルーゾォのこと好きでしょ」
その一言に俺は驚きを隠せなかった
正直、一瞬だけなら自覚したが…ありえない

「なんでそんなこと言うんだ?」

「涙、ホルマジオ」

あわてて手で顔を拭いた

本当だ…濡れてる…
「あ…な、んで」
理由はわかってる
本当に好きだったんだ
「大丈夫、俺は誰にもいわないよ!」
「言ったら殺す」
そして俺は布団に潜る

朝起きたらメローネが居なかった
なるべく普段どおりイルーゾォに聞いて見るとどうやらギアッチョに盗聴してたことがばれたようだ。
だがメローネは1人でやった と言ってたらしい

なんだ、見直したぜメローネ




――――――――――――
そして俺は燃え盛る炎の中その日の事を思い出す

イルーゾォ…お前は知らないだろうが俺はいつのまにかお前を好きになってたんだぜ…
人生生きてて変わったこともあるんだな…

お前のおかげで変わった人生をおくれたよ、ありがとな…最後に言わせてくれよ、イルーゾォ

【好きなんだ】

俺が死んだら泣いてくれるかな…
ギアッチョ…イルーゾォ悲しませんなよ…



――――――――――――
ホルマジオ口調わからん(´・ω・`)なんか乙女www

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あきゅろす。
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