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小説(現在五部中心)
【ギアイル】Thank you for loving me.【キス有.死ネタ】
設定はなんかイルーゾォとギアッチョが同じ部屋で布団で寝るタイプみたいな感じです(イルーゾォ片思いみたいな)イルーゾォ視点ですが視点苦手なので読みにくいです









俺の隣の布団にはギアッチョが座っている
そんな事には全く違和感などないがただ…
「なぁギアッチョ、眼鏡はずすと俺見えなくなるか?」
「ぁあ?いやこの距離なら見えるぞ。おさげが」

寝る前だからか眼鏡をはずしているギアッチョは初めて見た
そういえばこいつと同じ部屋になるのは初めてかもしれない…

「おさげは見えるのか…ひでぇ」

基本部屋決めは阿弥陀で決めるが大抵俺はホルマジオかリーダーかメローネとなる

「あーお前俺の眼鏡外したの初めてだったか?」
「まぁ、うん」

時刻は12時後半
俺達暗殺チームは酒が入らないとこれぐらいの時間に寝たりする

多分俺は今日寝れないな



俺は枕を持ってギアッチョと反対の方を向いて座る


「…ギアッチョ」

「ぁあ?なんだよ」


「…好きだ」

俺はこいつのことが好きになっていた
正直同性を好きになるってのが自分でもおかしいとおもう



だがこいつはアクビをして軽く
「はいはい、ありがとねーおやすみー」
と言ったのだ

やはり普段からメローネがギアッチョに好き好き言ってるから俺が言っても冗談としか聞こえなかったのか…唐突すぎたのもあるか…
なんか真面目に言った俺、すっげぇ恥ずかしい…

手に持っていた枕に顔を埋める

「…おやすみ」
もうギアッチョは寝てしまったのか、寝息がきこえる…じゃあ俺も寝るか…

はぁ…

ため息をついてイルーゾォは布団に潜る
なるべくギアッチョの顔を見ない様に背を向けて



寝れねえ…あああいますぐにでも鏡の中に逃げたいぃいい!あいつの顔見れねぇえ!!


ちくしょう…言わなければ良かった…
とイルーゾォは自分を責めた

なんで俺ギアッチョのことが好きになっていたんだろ…メローネが俺に絡んでくるとき助けてくれた?からか?それとも…

イルーゾォが考えてると



「なあ、イルーゾォ」
寝ちまったか
と声の主ギアッチョは呟く

思わず声をだしそうになったが、あえて寝たふりをすることにした

「寝てるならそれでもいいんだがよ」

「本気か…?さっきの」

「冗談だよな…どうせメローネに何か頼まれたんだろ…」
本気にした俺がバカみてぇじゃねぇか…クソッ



「本気だよ」
イルーゾォは起き上がってギアッチョを見る

顔赤い…こんな顔初めてみた…
思わず目を丸くしたギアッチョをみてイルーゾォは笑う
「ギアッチョ…真っ赤…ッ」
我にかえったギアッチョは軽くイルーゾォにデコピンをする
「ッ!?なんだよー」
「笑うからだ」
とギアッチョは冷静になる 「本当に俺のこと好きなのか?」
「変だろ…同性を好きになるとか…」
イルーゾォは涙がでそうになるがこらえた

「いや…変じゃねぇよ。なんていうか…俺、確信できたんだよ」
「?」


「お前のこと好きかも知れない」

「え…本当!?」
イルーゾォは驚いてギアッチョのほうに身を乗り出すと手がすべりギアッチョに倒れこんでしまった

「ご、めんッ…!」
顔をあげた瞬間
ギアッチョに優しいキスをされた

「…ぁ、わ、わりぃ!」

お互いがトマトの様に真っ赤になり
「さっきデコピン…大丈夫か?」
「う、うん」

沈黙が数秒続きギアッチョが
「そ、そろそろ寝るな!」
と言って布団に潜った

「う、うん!おやすみ!」

イルーゾォは心臓の脈拍に潰されそうだった




その夜2人は結局寝れなかったらしい







朝一番にメローネが部屋に入ってきて
「ギアッチョ!!!俺を殴ったときとか心配してくれないのになんでイルーゾォにデコピンした時は心配するのさ!」
と膨れっ面でギアッチョに抱きつく

「…ッ!?なんで知ってるんだよ!!クソックソッ」

「俺はなんでも知ってるんだy『ホワイトアルバム!』『マンインザミラー!!凍り漬けのメローネだけを許可する!!』


そして2人のチームプレイで他人に聞かれなくてすんだのだ






――――――――――――
イルーゾォはウイルスに全身侵食される直前
走馬灯のようにその日のことを思い出し 心の中で呟いた



【俺を愛してくれてありがとう、ギアッチョ】

あ、痛い、けど…もう終わるんだ…
死にたくな、い





―――――――――――
ギアッチョ視点ととある人視点のも書きたいです

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あきゅろす。
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