[携帯モード] [URL送信]

小説(現在五部中心)
【フーナラ】最後に素直オマケ【死ネタ】



結局僕はあのあとナランチャに好き と言えなかった



言う機会はあった
はずだ。












――――――――――――

「なぁナランチャ」
僕はとても後悔しているよ

あのとき君に伝えられなかった事を…








フーゴがいる場所はとある村の丘にある小さな墓

そこにあるまだ新しい墓標には ナランチャ・ギルガ と彫られていた。
墓にはナランチャが身につけていたオレンジ色の巻き布がかけてある




ナランチャが殺されたあと、ディアボロを倒したジョルノ達はまず亡くなった3人の仲間を埋葬した


ナランチャの墓にはオレンジ色の花束が置いてある

フーゴが持ってきたものだ


3人の埋葬を終えたジョルノはフーゴがいるという情報をもとにフーゴのもとに一通の手紙を送ったのだ

【こんにちはジョルノ・ジョバァーナです(略)

ナランチャさんが亡くなりました。埋葬場所は―】

瞬間フーゴはナランチャの埋葬場所に向かった

途中花を買った
オレンジ色のあの花だ。


目的は二つ
単に仲間として墓参りをすること
もう1つは
愛したものとして彼に会うため









フーゴとナランチャがお互いの事を理解した日から2日もしなかったあの日、フーゴは護衛チームから外れた。

理由はただ自分が信じた道をまっすぐ進みたかったから

そのときは後悔しなかった
少し時が経つとフーゴは後悔した

ナランチャに好きと言えなかった















墓標の前で泣き崩れるフーゴ
あの明るくてやんちゃなナランチャ
低能でいつも自分を困らせていたナランチャ

自分に好きと言ってくれたナランチャ



全てが全てフーゴには大切な思い出だからだ


「ごめんなさい…ナランチャ…」

瞳からポタポタと流れる涙


そして

フーゴは伝えられなかった言葉を




「…好きです…ッ
ナランチャ…僕もあなたのことが好きです」

だからこんな僕を許さないでください
臆病で逃げ出した僕を
あなたの死を見届けれなかった僕を

そして許してください
「僕はあなたしか愛せないみたいです」











――――――――――――
ナニコレいみふ

オマケなのに本編((
てかイルーゾォの小説つづかない

[*前へ][次へ#]
[戻る]


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!