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小説(現在五部中心)
夢現実C((未完
やっと続きをかきはじめます













「買い物いくか」
『ぁあ…』

そしてイルーゾォはエフェクトを解除して
「やっぱ俺にはこっちだな」
でもありがとう大切にするよ と嬉しそうに言い、小さくなったエフェクトをしまった




さまざまな扉を通り、店があるという世界にはいる

「あ、ここも暗いな…」
『まあ、慣れるよ』
この薄暗い世界には灰色の建物がたくさんあるが、どれも人が住んでいるように見えなかった
「本当に店なんかあるのか?」
『まあついてきなって…着いた着いた』
周りの建物と同じだがこの建物だけドアが少し開いていた

入ってみると、中は建物にあわないくらい明るく、さまざまな物がきれいに並べてあった
「まっぶし…」
『慣れだよ。…すいません、』
イルーゾォが入り口で立ち止まっているとアレックスは店の店員らしき人に話しかけていた

「…?あれ」
イルーゾォは瞬きを数回して再び店員をみた。…明らかにその店員はおかしかったのだ

見た目からして明らかにその店員はロボットなのだ

『おいイルーゾォ?何なら作れるんだ、ってどうした?』
「あ、えっと…その人ってまさかロボット…?」
『は?…あーうん、この店はこのロボット一台で経営してるぜ?ちゃんと感情だってあるし』

「え、ま、まじか…なんでもありなんだな…」
そういいながらイルーゾォがロボット店員に近づくとロボット店員は
[ナニカホシイモノハアリマスカ?]
と当たり前のように問いかけてきた

「あ、えっと…アレックス何食べたいんだ?」
『んー…お前のいたところで有名なものが食いたいな…』
「ん、おっけ…じゃあ…。」


[アリガトウゴザイマシタ。マタノゴライテン、オマチシテオリマス]

『で。なに買ったんだ?』
「ん、まあ帰ってからのお楽しみ」
ちぇー と呟いたアレックスだが突然なにか思い付いたかのように声を上げた
『そうだ!』
「ん、どうした?」
『内緒なことー!』
「なっ…なんだよ言えよ!」
『まあまあ後で教えるからさ!』
ふふふ と笑うとアレックスは走り出した
『ほら!腹へってんだから早く帰るぞ!』
「え、あ、ちょっと待てよ!荷物少しは持てよ!!おい!」
それに続きイルーゾォも慌てて走り出した







家に着き、さっそくイルーゾォは材料を出して料理にとりかかる

その間アレックスは暇なのでイルーゾォの調理を眺めることにした

「…」
『あ、沸いたぞ』
「…わかってるよ」
『それ入れるのか』
「ああ」
お湯を沸かした鍋の中にあまり重ならないように円を描くようにパスタを入れる
『それやるとどうなるんだ?』
「…」

数分が経ち、パスタはほんの少し芯が残っている状態になる
『まだ完全に柔らかくなってなi「ああもうアレックス煩いしそこ作業の邪魔になるからベッドにいてくれ!」
イルーゾォが怒ってしまった
思い返せば少し煩かったのかもしれない
作ってもらってるのに迷惑をかけてしまった事をアレックスは理解したのか、大人しくベッドに座った

『悪かったな…』
「あ、俺も言い過ぎたよ。ごめん」
『いや…っほら謝ってないで早く作れよ!』
「はいはい」
素直じゃないなーと口に出しそうになったが、めんどくさいことになりそうだったのでイルーゾォは言葉を心にしまっておいた

パスタを茹でるのと同時進行で作っていたソースも完成し、パスタとソースを皿に盛り付けてイルーゾォの調理は終了した

「ほらアレックスできたぞ」
『おお!美味しそうだな!』
「当たり前だろ?本場の味だよ」
『んじゃ』
「いただきます」
『いただきます!』


「な?芯を微妙に残したほうが旨いだろ、これがアルデンテだ」
『あ、そう言えばさっき本場って…お前イタリア人なんだな』
イルーゾォの動きが一瞬止まった
「…見えねえか?」
『あ、いや…だって黒髪だしおさげだし…なんかイタリア人のイメージと違うっていうか…』
「おさげは趣味なんだ!黒髪だっているよ!」
アレックスは顔をひきつらせて呟く
『趣味…なんだ…』
「引くなよ!お前だってニートみたいな髪しやがって!パッと見、どっかの汗を舐める奴に似てるんだよ!」
『なんだよ汗を舐める奴って…きめえ…』
そして二人は顔を見合せると、大笑いした
「あっははははは!面白いなあ!はははッ!」
『はははははッ面白ぇ!!』
「俺たちなんか合うな!」
『ああ、中学生みたいだな!』

そうしてお互いとても仲良くなったのだがやはりここは別世界、
イルーゾォはいつまでもここにいるわけにはいかなかった








なんか読み返すだけで間違い多いな…小説。
というかなんか言葉表現下手すぎ吹いたwwwwww

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あきゅろす。
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