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小説(現在五部中心)
夢現実B
『なぁ、せっかくだし夢の世界案内しようか?』

イルーゾォは
「ぁあ、なにか手がかりがあるかもしれないからな!」
と嬉しそうに言う



ぐぎゅるるるる―

『「…」』


小さな部屋に響いた濁点の続いたような音

イルーゾォは音の鳴る方へ視線を落とす
「…腹、減ってるのか?」
音はアレックスの腹音だった

本人は顔を赤く染め、下を向いてしまった

「顔赤いぞ、腹減ってるなら俺が何か作ってやろうか?」
これでも自信はあるんだぜ!
と明るく笑うとアレックスは顔を少し上げ
『ほ、本当か?でも今冷蔵庫ほぼ空だ…買いに行かないと』
「店はどこにあるんだ?」
アレックスは少し自慢するように
『実は夢の世界にあったりするんだ!今俺達は夢の世界の方にいるから寝る必要はないがな』
というがイルーゾォは不思議そうな表情をして
「って事は俺は夢から直接夢の世界に来た…ってことなのか…ん?どういう意味だ?」
アレックスも理解できてないらしく
『まあとにかく行こうぜ』
と扉を開けてイルーゾォをせかした。


俺はイルーゾォに夢の世界にもいろんな種類があることを話した
「夢の世界にはほかにも住んでるやつはいるのか?」
『ああ、いろいろいるぞ?あ買い物前にそこの扉入るぞ』
なんでだ?と聞き返してきたけど俺はあえて黙っておいた 代わりに小さく笑っておいた

扉の中はコンサートのような舞台とカバーが皺なく被せてある円い机が所々に置いてある部屋だった。そこには数人のスーツ姿男性がいた
床を除いて違和感はない

「わー…広いな…ってうあああ!!床が…ッ気持ち悪…」
『あーここは下はあんま見ないほうがいいぞ』
と俺は舞台の端にいるスーツ姿の男を見てイルーゾォを呼んだ
「どうした?」
『こいつに話しかけてみろよ』
するとイルーゾォは驚いたが目の前の男に話しかけた

「こ、こんにちは…」
[こんにちは、あなたはスーツを着てみたいと思いませんか?]
「え…あ、はい…」
[ではこれをあなたにプレゼントしましょう!]
すると男の手からスーツがでてきた
イルーゾォはそれを受け取り
どういう意味だ?
という表情をしていた

『それがエフェクトだよ、俺も持ってる』
とエフェクトをだす
使わないときは消えるエフェクト
「どうやって使うんだ?まさか普通に着替えるようにするとかじゃないだろうな…」
『いやいや、一瞬で着替えれるよ。まあイメージしてみろよ』
するとイルーゾォのいつもの服がいつのまにかスーツに代わっていた
イルーゾォは目を丸くして驚いていた
「す…すごいな…これ…」

そしてアレックスはスーツ姿のイルーゾォをみて大笑いした
『はははははっ!!!似合わねぇ!』
と腹を抱えて笑った
「はあ!?失礼にもほどがあるだろう!…でも言えてる…はははっ」

そして笑いを妨げるようにアレックスの腹が再び鳴った


「買い物いくか」
『ぁあ…』

そしてイルーゾォはエフェクトを解除して
「やっぱ俺にはこっちだな」
でもありがとう大切にするよ と嬉しそうに言った





やっと続き書けた\(^p^)/最初永久に続きかかないつもりだったけど暇だったから(( あと3つぐらい

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あきゅろす。
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