テイルズオブlong
信憑性
「待って!」
男の子の声が響いてくる。
驚いてそちらを見れば、気弱そうな男の子。
しかし、その目に迷いはなかった。
リッド「誰だよお前?」
ファラ「かわいー!」
二人の言葉を受け、少年は少し涙目になった。
「ぼ、僕は、ルカ・ミルダです…。さっきの話、僕にさせてほしくて…。」
さっきの話、というのは、ルークの話だとわかる。
しかし、ルカ以外、どうして話がしたいのかが理解できなかった。
アスベル「何で、話がしたいんだ?」
アスベルが皆を代表して聞けば、ルカが答える。
ルカ「それは、僕が、ルークの事を診てた医者だから………。」
フレン「ルーク様を、診ていた医者!?」
フレンが驚きの声をあげると、ルカがビクリとした。
ルカ「だから、実際診た僕から、正しい情報を伝えたくて…。」
それにリッドが口を開く。
リッド「オレは別にいいぜ、誰が言っても。」
続いてフレンも
フレン「ああ。信憑性があるほうがいいだろう。」
と賛成。
ファラも頷く。
アスベルは、はじめから別にいいと示していた。
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