[
携帯モード]
[
URL送信]
03-5
「イシュト……」
黒曜石と紫水晶の瞳は、泣き濡れて艶やかな輝きを見せてイシュヴァルトを魅了した。
「返事を……セイ」
青はイシュヴァルトの首から腕を離すと、寝台の上で姿勢を正した。
「謹んでお受け致します」
正座をした青は、深くお辞儀をして、イシュヴァルトの結婚の申し込みを受け入れたのであった。
[*前へ]
[次へ#]
14/86ページ
無料HPエムペ!