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*これは管理人により拍手御礼に相応しくないと判断され、省かれた小ネタです。
Memoにて公開されたものの再録でもあります。
乙女には際どいネタもございますゆえ、自己責任でよろしくお願いします。






明日から使える!ミラさんの魔法講座*解説篇
ルーシィとミラジェーン


「ミラさんの変身魔法って能力系ですよね?」
「そうよ。面白いでしょ?」
「いいなー。私もそういう魔法使ってみたいなー」
「ならルーシィに一つ便利な魔法を教えてあげる」
「本当ですか!あ、でも保持系の私に使えるかな……」
「大丈夫。誰にでも使える簡単な魔法よ」
「わあ、是非教えて下さい!」
「それじゃあ、よく聞いててね。“必殺……」
「ひ、必殺……?」
「“必殺・反応見たさに下ネタをふったけど意味を理解できなかった純真無垢な私にせがまれて一から説明してたらそのうちに恥ずかしくなって……でも実は意味を知っている私は天然を装ってその反応を逆に楽しんでやる”、の術〜」
「長っ!ってゆーか魔法じゃないし!?ってゆーか(2回目)何なんですかそれは!」
「ポイントは罪悪感に塩を刷り込むような天然色の笑顔よ」
「ポイントとか言われても使いませんから!」
「えー?じわじわ追い込まれてく男の人って素敵なのよ?」
「ドSですか!?」
「仕方ないわね。じゃあ代わりにナツに実践してもらおうかしら」
「なんでナツ!?」
「ほら、無駄に天然色だから」



* * *
Next→ナツとロキ。
KT的下ネタ発動注意。






明日から使える!ミラさんの魔法講座*実践篇
ナツとロキ


「ロキって猫科なのに爪長くないよな」
「猫科……ま、まあ男の身嗜みってやつじゃないかな」
「へぇー」
「特に右手の人差し指と中指は深爪気味にするのが基本だよね」
「? 何で基本なんだ?」
「え……だから使うだろ」
「何に?」
「ほら、夜の」
「夜? 何があるんだ?」
「夜の……えと、ビーストモードの時とか」
「すげー!ビーストモードってやつにもなれんのかロキ!いーなー、見てぇなー」
「え、あれ?ちが……」
「で、結局そのきれーな爪とビーストモードにどんな関係があるんだ?俺、爪は鋭いほうが強いと思うぞ?」
「………」
「ん?どうしたんだ?ロキ」
「いや――やっぱり後はルーシィに訊いてくれる?」
「へ?ロキは教えてくれねーのか?ってゆーかビーストモード見せろよ!」
「僕はルーシィの許可なしにビーストモードになれないんだ」
「そっか。ビーストモードは許可が必要なのか」
「んー、正しくはお互いの意思、かなー」
「?」
「さて、いいかいナツ。ルーシィに会ったら『どうしてロキの人差し指と中指の爪は綺麗なの?』だよ」
「おう!」
「あとロキのビーストモード解禁もおねだりだからね」
「おう!」
「よーし!訊くときのポイントはその天然色の笑顔だよナツ!」
「? ……おう!」


* * *
ちゃんと意味わかっていただけただろうか……?
続く。






明日から使える!ミラさんの魔法講座*解説篇2
ミラジェーンとルーシィ


「う〜ん、やるわねロキ……“超必殺・気になるあのコに下ネタをふりたいけど引かれるのはいやだから天然無邪気な第三者を介して下ネタをふらせて自分は陰から反応を愉しむ”、の術ね」
「だから術って何!?」
「安心してルーシィ。私がさらなる魔法を教えてあげるわ」
「いえ、いりません。そして何度も言わせて下さい――どこが魔法!?」
「よく聞いて“裏必殺”……」
「だからいりませんってば」
「“裏必殺・ここで照れたら相手の思う壷……だからこそあえて質問にハッキリ答えてほとばしる『ハッ?だからどーした。その程度の下ネタで私がどうかなるとでも思ったか。出直してこいこの豚野郎』オーラ”の術〜」
「いーりーまーせーんっ!」
「あ、ほら、ナツが来るわ!ポイントは絶対零度の眼差し!頑張ってルーシィ!」
「ってゆーかもう私を巻き込まないでー!?」



* * *
終ーわーれーよー。




……本当に拍手御礼に入れなくてよかった!

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あきゅろす。
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