精霊賛歌 精霊賛歌 クルーバード劇団の歌姫が歌う唄。先代歌姫ラーマティーヌから受け継いだとされている。ラーマティーヌは既に亡くなっているが、彼女の出身は誰にも知らされていない。噂では言葉の訛りが帝国貴族に似ていたとか……。 遥(ハル)か天を仰(アオ)ぐ風の息吹(トイキ) 駆(カ)け巡(メグ)るは幸せの唄(ウタ) 森の生命(イノチ)を木霊(コダマ)に宿(ヤド)し 祈(イノ)りは遠く遠く響(ヒビ)き渡(ワタ)る 蒼穹の風よ、 どうか私を見ていてください。 底沈む海よ、 いつまでも、神の恵みあれ。 (セイレーン-恵みの章) |