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純情ロマンチカ小説
N大附属病院の医師達・1
[注]野分視点

 
  

 今日は色々な事があった一日でした。
 先ずは患者さんのご家族について。
 今まで大勢の患者さんやそのご家族と接しましたが、あんなに心配性な人は初めてです。
もし宇佐見先生が宥めて下さらなかったら、鎮静剤を投与している所でした。
 でも宇佐見先生、何故アソコに居たんだろうご家族って感じではなさそうだったけど。

 次に嬉しかった事。それはヒロさんが病院まで来てくれた事です。
宇佐見先生と抱締め合っていたのには驚かされましたが、理由も分って一安心。もう少しでヒロさんに醜い嫉妬心をみせてしまうところでした。本当はかなりムッとしているのですが、ココでヤキモチを嫉く様ではまだまだヒロさんに釣り合えません。
 でも、夜はおもいっきり甘えたいな。
驚かされたソノ分まで…。




[続]

2009-07-22 up
2009-07-23 加筆・訂正



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