悪魔な貴方と総長と A そんな俺の言葉に、佐藤が固まった。 そして近付いてきて… 「忘れてた、…行ってらっしゃい、翠〜」 ―チュ …オデコにキス… 「…じゃ、また後でね〜」 ―パタン 俺がオデコにキスで固まっていると、佐藤は少し変な顔をして、玄関に向かった。 そのあとの、ドアの閉まる音で、俺は我に還ったんだけど… 「…なん、なんだ?」 今までの佐藤の感じじゃないような、なんか丸くなった? それになんか色々聞き忘れたんですけど…っ!!!!!??? ってああああ!!! 気にしすぎて時間ねぇええぇっ!!!!! 今は目の前にある朝ご飯をどうにかしないと!! 俺は今の優先順位を考え、急いで食べることにした。 そういや… 「…佐藤って自炊なのか…?」 昨日も思ったけど、なんか料理慣れしてるし、味付けも美味いし…。 佐藤の謎の一面を見た気がした… って学校っ!!!! [*前へ][次へ#] [戻る] |