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WE love gatekeeper!!
熱は色んな意味で危ないよね







「ちょっと正臣、君ね…39度ありますよ」

保健室に着いて熱を計るとやっぱり相当熱あった。


「興奮したからじゃない」

宇崎は、しれっと答えながら俺を見てきた。え?俺のせいなの?


「興奮って…遂にケツを誰かに許したのか…」

「違うよなに言ってんの馬鹿じゃない?」

「う、宇崎、言葉使い悪いぞ」

保健室に来てから結構、宇崎が保健の先生に暴言を吐いてる。
一応注意してみたけど、逆に先生から、いいのいいの、と笑って返ってきた。

「これがこんなに暴言吐く時は、すっごい体調不良なだけだから気にしてないよ」

「え!?」

「この僕をこれ、とか…」

ふん、と言いつつベッドに近寄っていく宇崎。

「だ、大丈夫か?」

フラフラしてる宇崎に手を貸してやる。

「ほら、この解熱剤飲んどきな」

「…」

先生が後ろからペットボトルと薬を渡してきたけど宇崎はそのままベッドにもぐってしまった。

「まぁ、飲まなくてもいいけど辛いのはお前だぞー」

先生はそう言うとポイっとベッドに投げた。
ざ、雑だな…。

「宗司は出てけ」

「はいはい…んじゃ門番さん、こいつ預かるので戻っていいですよ?」

「あ、はい!じゃあ…」


にこっと先生が俺に言ってきたので、宇崎も大丈夫だろう。
俺も帰ろう。

「宇崎、お大事に」
「綾太はまだ居て、薬、飲ませて」
「え」


ムクッと起きてた宇崎にシャツを捕まれた。

「あとまだ確認してないし…」

「え」

「だから、宗司は出てって言ったよね?」

「あー、はいはい」


宇崎が多分パンツのことを言ってきた。えぇ?!やっぱり確認するの??!

先生はため息吐きながら、宇崎が使ってるベッドのカーテンを閉めていった。

「う、宇崎、まず薬飲も?」
「綾太、僕が薬飲んで寝るまで粘るつもりじゃないの?」

「そんなんじゃないって、キツいだろ?」

っていうか、そんなこと考えてなかったよ!


「じゃあ確認したらすぐ飲む」

「確認って…俺ここでぬ、ぐの?」

それはかなり不味くない?カーテンの向こうには絶対先生いるからね!

「こっちきて」

ベッドから覗いていた宇崎が、体を起こしながら俺を近くによんだ。

「動かないでね?」

このまま確認するのか?どうやって…
「―!!!!!!!!??」
「しー、声出しちゃだめ」

宇崎は俺のズボンの上から尻を触り始めた。
しかも割れ目あたりを!

「う、うさっ」
「…本当に穿いてない…僕のこと心配なんだ?」

「し、心配に決まって、ぅ、だから、早く薬っ」


さっきより顔が赤くなってる気がする宇崎の手をやんわり掴んで止めさせようにも、前の際どいとこを撫でてくる。

「綾太…」

「はーい、ストップ」


宇崎がまじで際どいとこを撫でながら、ボーッとした表情で俺のことを見ているとシャッとカーテンが開けられた。




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あきゅろす。
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