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WE love gatekeeper!!
E
ご協力お願い発言から5分後。
俺の精神は既にズタボロだ。


「で、アヤちゃんはフられちゃったわけだよねー」


「や、やめてくれ…」


篤は、何故か知っている俺の恥ずかしい話を聞かせてくる。
今は高校生のときに告白して、フラれた話で俺のライフを削っていく。

忘れたと思っていても、やはり恥ずかしさが込み上げてくる。
じわじわと。
そう、じわじわと。

「あとは、あれだよ、一人で抜いてるときに妹ちゃんに見られたやつ。どんな感じだった?」



ちょ、…ちょっと待て!
あ、頭が追い付かない!

「ちょ、ま…なん…!!!!」



え!
なになに、それ…!


「あ、なんで知ってるかって?」

「…っ!」

パクパクと口を開くも何も出てこなくて頷くしか出来ない。

「うーん、まぁね…時効かなこれ…本人から聞いたんだよ、あ、妹ちゃんね?」



いやいや、なんで!?


「初めて、兄が男としての行為をしてるのが嬉しくなりました、っていってたよ、アヤちゃんどんだけ抜いてな」
「うわーーー!!」


聞きたくない!
もう無理!もう聞けない!


なんで妹からじゃなくて、他人から妹の気持ちを知らされなきゃいけないんだ!




「うぅ、ぐすっ、無理、もっ、聞きたくない…っ」


「うはー、泣いちゃったかー…ごめんごめん」

「…ぐっ」


俺があまりの恥ずかしさと後悔と謝りたい気持ちで泣き出して…実際は涙ぐんでるだけだけど!

涙ぐんでるのに、篤はにやにや笑いながら、俺の写真を撮りまくっていた。


「どうせ、それもネタにするんだろ…」

「ネタって…俺がアヤちゃん傷付くことすると思う?」


し、しれっと!


「思うわ!前も目隠しした挙げ句顎が外れると思うくらいデカいトウモロコシを口にぶっ込んでただろうが!」

「やだなー、傷付いちゃったわけ?あれ…そういや画像あったかも」

「あれで、口の中切れたんだよ!」

俺の渾身の返答を聞きもしないで篤は携帯をポチポチと操作して…


「はい、これ、アヤちゃんのご協力で立派なもんになりました」




「ぎゃーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!??」


なん、…なん!?

なんだこれは!?


「こんなクオリティーで悪いけどさ、なかなかエロくできてるでしょ?」

「おまっ…!」

俺の口からはとても言えないような代物の画像…!!
こんな…こんな…こんなもんのために俺は…!!

「うぇ…」


「え、まじ泣き?アヤちゃん俺年下よー?いいの?俺の前で泣いちゃっていいの?」


何故か変なとこで焦りだす篤。
でも仕方ないじゃんか…俺、情けなさ過ぎる…!


「うぇ、もうやだ…これ、はず…外せよ…うぅ…」


カッコ悪い…なんで後輩に…うぅ…







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