特別枠☆小説(呪術)
【瞳と涙】相手:虎杖 悠仁
悠仁「いたっ!」
「?!虎杖?!どうした?」
今日は2人とも何も無くゆっくりしようと決めて恵の部屋で各々に好きな事をしていた。
そんな時悠仁は恵のベットで寝転がりながら漫画を読んでいた。
すると突然目の中に何かが入った様で右側の瞳が開けれなくて涙が零れていた。
それを見た恵は慌てた様子でベットに寝転がって居る悠仁を起こすと、ジッと悠仁の瞳を見詰める。
「おい、こすんな、赤くなるぞ」
悠仁「だって、目が開けれねぇんだよ?
涙が止まらないし、ってか、左側からも涙が……」
「……(泣いてる虎杖、可愛いな…)」
悠仁「……伏黒?おーい、聞いてる?
1人でトリップすんなよー」
「はっ!
あ、あぁ、とりあえず、洗面台まで連れて行ってやるから、顔洗って、アイ〇ンで目の中洗え」
悠仁「んー、あんがとー伏黒」
「(くっ……このまま色々ヤリたいけど!)」
悠仁「……(どうせ、ロクでも無いこと考えてんだろうなぁ…)伏黒、タオルちょうだい」
「あ、おう。」
右目の瞼をパチパチ閉じては開いてを繰り返しつつ、洗面台の鏡で自分の瞳を見詰める悠仁。
そんな様子を少し後ろからジーッと無言で見つめ続ける。
悠仁は1人で納得し全て片付けると、後ろを振り返る。
悠仁「うわっ!な、何?
え?ずっと座らずに見てたわけ?」
「悪いか。」
悠仁「……悪くねぇけど……。
そんな心配する事じゃないって。
ホコリ入っただけっぽいし」
「……それは何となく解ってる。
でも、俺の虎杖に何かあったら俺は無理だ」
悠仁「……?(今何か聞こえたけど、突っ込んだらめんどそうだし、無視だな)ごめん、心配かけて」
「分かってくれたなら良い。
ん、来い、虎杖」
両手を広げて待っている。
悠仁は小さく笑うとそっと恵に抱き着いた。
End.
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