特別枠☆小説(呪術)
虎杖と伏黒の場合
【・激甘
・「」が多めかも?
・馬鹿ップル】
コンコン
キーッと扉が開くと満面の笑みで明らかにケーキだろと思われる物を顔の正面に見せて、これでもかと言うぐらいのドヤ顔で扉の前で立っている恋人を風呂上がりでトランクスとTシャツの恵が出迎える。
悠仁「おっす、伏黒ー……………え、風呂上がり?」
「おう……。」
ハンドタオルが首に掛かっていて、まだ火照っている赤い頬のまま出迎えられた悠仁は目のやり場に困り何も見ていませんと言う様に目線も合わせずにそのまま入っていく。
「……………(ふ、顔出すぎだろ)」
悠仁「と、とりあえず上がるぜ!
お邪魔しマース……。」
「………(たまには俺から……)」
座ろうとテーブルにケーキの箱を置きしゃがむ瞬間に恵は後ろからギュッと抱き締める。
そんな恵に悠仁はドキドキと先程よりも早いスピードで鳴る心音に言葉が出てこなかった。
悠仁「あ、えーーーっと、これは………」
「……………俺からだってしてもバチは当たんねぇだろ?」
悠仁「は、はは、確かに………って、何、これは………………んっ!?」
グイッとそのまま首を恵の方に向かされて唇をこじ開けられる。
変な方向に向いていて悠仁は首が痛いので無理矢理恵を引き離す。
悠仁「ちょ、たんま!
伏黒、首がやばいって!」
「……チッ……」
悠仁「………あのー伏黒さーん?
怒った?」
「怒ってねぇー……とりあえずズボン履く。」
悠仁「あ、はい。」
恵がズボンを履いている最中に悠仁は無言で座る。
ジーッとズボンを履いている恵を見詰め先程の不意打ちを少し思い出して少し赤くなる。
隣に腰を下ろしてきた恵は小さく息を吐くと悠仁を見詰める
「……で、なんだよ」
悠仁「あ、そうそう、今日は伏黒の誕生日だろ?だからケーキ買ってきたんだ」
「うん、それは見れば分かる。」
悠仁「だからさ、一緒に食おうと思って!」
「………じゃ、食わせて?」
あーんっと口を開けて待っている恵に思わず悠仁は固まるがとりあえず入っていたケーキとホークを取り出して、何も言わない恵の口にケーキを放り込む。
「………ん、甘い……」
悠仁「そりゃあ、ケーキだしな。」
「……………俺も食べさせたてやる」
悠仁「………?!え、要らない!」
「はぁ?ほら、貸せよ!」
ホークを無理矢理取り上げるとケーキを悠仁の口に放り込む。
いきなりだった為に悠仁の唇の横に生クリームが付いてしまいそれを待っていたのか恵はホークを口から引っこ抜くと、モグモグしている悠仁にお構い無しにそのまま唇を生クリームに近づける。
ペロリ
悠仁「んーーー!?ゴクンッ、な、に?」
「………唇の横に付いてたから舐めて取った。
」
悠仁「………………伏黒!」
「あはは、わりぃ、じゃ、さっきの続きな」
悠仁「え?!は?」
恵はそのまま、まだ甘いであろう悠仁の唇をこじ開けて舌を絡める。
されるがまま悠仁も舌を絡めて甘い味と一緒に甘い息が漏れる。
「(エロいな……)」
悠仁「んっ、ふ、し、黒………んっあっ。
ふっ、んん、あま、」
最後にチューっと舌を吸い唇を離すとまたキスが出来そうな距離で悠仁を見詰める。
悠仁も目が少しトロンっとしていているが上がっている息を整えながらも恵を見詰める。
「………ごちそうさん、じゃ、このまま今日のメインディッシュでも貰うか」
悠仁「(な、に言ってんだ)……………え?」
そのまま床に押し倒されてTシャツを捲りあげ脱がされる。
上半に裸にされた悠仁はやっと整った息と思考で察した。
悠仁「まさかこのままする?」
「当たり前」
悠仁「せめてベット行かない?」
「やだ、今日は俺の誕生日だから、言う事聞いてくれんじゃねぇの?」
悠仁「………(そんな約束してないよ、伏黒さん)あ、え?マジ?」
「………いただきます。」
伏黒、生まれてきてくれてありがとう。
今年ももうすぐ終わるけど来年も宜しくな。
ずっと
大好きだ。
End.
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