仙流復活祭 二律背反(7) 三本指で掻き回されて、唾液が零れる。 口に入っているので声はくぐもるけれど、枕からは離された。 その体勢でガンガン突いていけば、少し躰が反る形になって、余計淫らに見える。 「んっ、んっ、ん…っ…ぅ」 弄られなくても流川の肉棒はすっかり反り返り、ポタポタと我慢汁を垂らしている。 繋がった穴はローションやら淫汁でドロドロになって、血管が浮かんでパンパンになったデカマラに捲られた襞々が赤らんで、ヌラヌラと蠢く様子が卑猥だ。 それがジュプジュプと淫汁を弾いて出入りして、イイ所を強弱をつけて擦られる。 ローションでぬめった仙道の躰から落ちる幾本もの糸が動きに合わせて揺れて、指が入った流川の口からは、淫らに唾液が零れ落ちている。 「あぐ……んんぅ…んっ…」 「流川……すげー…エロいv」 どあほう、と言いたいのだろうか、指を軽く噛まれた。 そのままグチュグチュと追い上げられて、とうとう彼の全身に震えが起こった。 ギリギリまで引き抜き、イイ所を目がけてズンッと突けば、流川の精液が勢い良くシーツを汚した。 「んふぅ……んんんん…!!!」 イキ声は指によってくぐもってはいるが、淫らにポタポタと唾液が落ちる。 ビクビクと肛内で跳ねる肉棒が放った雄汁を受け留めた彼の口から指を抜けば、か細いけれど満足そうな喘ぎが漏れた。 痙攣が治まるまで背中から抱きしめて、項にやさしいキスをする。 ゆっくりと肉茎を引き抜くと、艶のある吐息を漏らした流川の尻穴からトロリと流れ出る乳白の精液が、いつもながら淫猥な眺めだ。 流川ごと躰を起こして、脚の間に彼を挟む様にしてベッドに腰掛けて、暫く互いの体温を感じ合う。 「───風呂、入らなきゃな……」 ローションやら色んな汁で二人共ドロドロだ。 「……たりィ……」 流川が返すと、仙道は彼の髪を撫でて言った。 「このまんま寝らんねーだろ」 シーツも変えたいし、なんて思っていれば、流川がムッスリと応じる。 「誰の所為だ」 すると仙道は笑った。 「責任取って、オレが洗ってやろーか?」 それを聞いて流川は立ち上がる。 久し振りとは言え三回も出しているのだから、これ以上何かされたら堪ったものではない。 「必要ねー」 一言で切り捨てて、流川は一旦ふらついた足を立て直してバスルームへと向かった。 内腿に乳白の汁が伝っているのが情事の跡を見せ付けていて、仙道は目を細めた。 扉の向こうに流川が消えると、仙道は濡れたシーツを引き剥がし、マットをチェックしてから新しい物に変えた。 [*前へ][次へ#] [戻る] |