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仙流復活祭
Next Step(ラスト)
互いの喘ぎ声を聞きながらイイ所を擦り合い、出した後で少し余裕のある仙道にイキそうでイケない突きで犯され、狂いそうになる。

「や…だ……や…っ……も……センドーっ」
「一緒にイクから…もう少し…な」

そう言って流川を動き易い四つん這いにさせて、リズムを変えたり角度を変えたりでグチュグチュにされて、流川は嬌声が止められない。

「あっ、あっあ…っ……ああぁ…っ!」

マックスの巨根が中を跳ねる感触に、流川の肉壁はぎゅうっと締め付け、モコモコと波打つ。

「……っ……ル カ ワ…っ!」

仙道の艶を帯びた低音に、もう堪らず流川は精液を放った。
痙攣と共に仙道の雄汁の熱さを中で感じて、力が抜けた流川はベッドにうつ伏せた。
尻だけが上がった体勢で仙道に覆い被さられ、背中にキスをされる。
「……あっ……」

震える躰を撫でてやりつつ項にもキスを落とし、はぁはぁと息を整えていく流川の躰が落ち着くのを待つ。
それからゆっくり牡茎を引き抜けば、コポッと乳白の汁が零れ出し、小さく流川の腰が揺れた。

やがてゴソゴソと気怠げに躰を反転させた流川が、仙道に抱きついた。

「……スケベヤロー……」
「でもヨかっただろ?」
「…………////」

怠いのでそのまま仙道にしがみ付いていたら、髪をやさしく撫でられた。
それが気持ち好くて、いつの間にやら流川は眠ってしまった。

小さな寝息が聞こえてきて、そーっと彼の腕を解く。
寝入った流川の裸体を見れば、汁塗れの下半身と、濡れた白いレースのリボンが情事の跡を鮮明に残していた。

大きさが戻った為に緩まったリボンを慎重に抜いてやって、躰を拭いてやる。
自分はさっとシャワーを浴びてキッチンに向かい、目覚めたら腹減ったとのたまうであろう恋人の為に、食事の支度をしたのだった。



そんな風にスタートした二人の同棲生活と同時期に、桜が蕾を付け始めた。
流川との生活だからどうしてもバスケがメインになるが、それでもウキウキの止まらない仙道は、彼のファンである近所のオバちゃん達に、彼女が出来たんだろうと「幸せ者〜」と揶揄われ、ヘラッと惚気たりして。

そんなのはホヤホヤのうちだけだろうから許してやるべきだろうが、流川に「余計なセンサクされんじゃねーぞ」と釘を刺されたとかいう話。


そして一見変わらない様な流川だが、湘北の元チームメイト等が今の彼を見たとしたら、何となく雰囲気が柔らかくなったと感じるかも知れない。
コートに立ったらそんな事は微塵もないにしても。



そうしてこの春、二人は新たな一歩を踏み出したのであった。





───────THE END

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