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仙流復活祭
December Love(3)
それから洗い物をする流川の後ろ姿を見ていた仙道が立ち上がり、彼に近寄った。
背中から流川を抱きしめ、腰に両手を組んでホールドする。

「ルカワ…v」

耳元で聞こえる艶のあるイントネーションに流川はゾクッとしてしまうが、手元は止めない。

「もーちょっと待てねーのか」
「うんv」
「うんじゃねー////」

皿を水切り桶に移して流川が躰を捻ると、それを助ける様に手を緩められ、正面から改めて抱きしめられる。
幸せで蕩けそうな笑顔で名を呼ばれては、恋人としては絆されてしまうだろう。
仙道が仕掛けてくる口づけを、流川は拒まなかった。

やさしく唇を愛撫するキスが段々と深くなり、抱きしめ合って堪能する。
シャツの釦を外されて胸をまさぐられ、流川は呆れたみたいに訊いた。

「……ベッド行かねーのか」
「行くけど…もうちょっと……」

仙道の唇が耳から首筋へとやさしいキスをするみたいに下りていく。
ベルトを外してズボンを下に落とされると、流川は小さく溜め息をついた。

仙道が着ているセーターをぐっと持ち上げたら、彼がその後を受けて脱ぎ捨てる。
そうしたら胸を唇で辿られて、乳首を嬲られた。
「……っ……」

ピチャピチャと音がして、熱い舌が生き物みたいに擦れては弾かれる。
時々ジュッと吸われたりして。

自然と流川の尻がシンクに寄り掛かり、その脇に仙道の手がついた。

気付いた仙道が脱いだセーターをシンクとの間に挟んでやると、座るに近い体勢になる。
改めて口づけられて、口内を好き放題に貪られた。

チュク…クチュ、ピチャッなんて濡れた音を立てて熱い粘膜が絡まる。
「……ん…っ……ふ……」

その間も手で躰を愛撫されて流川の吐息が甘く変わった。

それからトランクスを脱がされてしまって、はだけたシャツが残る。
薄く目を開けたら、仙道の股間が少し盛り上がっているのを見てしまって、流川は彼のズボンを寛がせて牡茎に手を触れた。

絡まる指が滑ってやさしく摩られて、クリクリと鈴口や窪みを弄られ、仙道は彼の名を呼んだ。

「流川───」
「今日は、オレがしてやる」

何処まで、という疑問が一瞬浮かんだが、取り敢えず様子を見る事にした仙道は、流川がはだけられたシャツ一枚と靴下だけの姿で床に膝まづいて、仙道のズボンとボクサーブリーフを下ろしてしまうのに任せた。

躊躇なく肉茎を銜えられ、先ずはレロリと舐められる。
熱い濡れた粘膜に締め付けられて、仙道から吐息が漏れた。
そのうちにジュポジュポと出し入れされて、仙道は流川の髪に手を触れる。

「顔……見せろよ……」

流川は角度を変えて仙道を上目遣いで見上げると、やさしく髪を撫でられた。
流川の手が睾丸を揉みながら肉棒で頬を膨らませている姿など、自分だけに与えられた特権だと仙道は思う。

それだけでもクるのに、随分と慣れた流川の愛撫で仙道の肉棒は正直に大きくなっていく。
滴る汁をねっとりと舐めるのが目にも淫らで、仙道はゴクリと喉を鳴らした。

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