[携帯モード] [URL送信]

平志小話集
Ardent Love(7)
パンパンに膨らんだ肉棒に、充血した蜜壺を獰猛に犯され、開いた脚がヒクヒクと震え始め、志保は嬌声を上げた。

「ああぁぁぁ……!!!」

膣内で暴れるデカマラは、強い収縮に堪らずに雄汁をぶちまけて、痙攣する志保の裸体がシーツを乱す。
「あっ……ァ…ッ……」

熱い膣壁で揉まれる気持ち好さに、平次も荒い息継ぎをしながら、志保の髪を撫でた。
余韻で震える躰を抱き込んで、額を付けて互いに息を整えていくうちに、志保の脚が平次のそれに絡まった。

「……ァ…はぁ…はぁ……」
「……志保……めっちゃ好きや……」

やさしいキスを何度もして、柔らかい裸体を撫でていく。
「んっ……平…次……」

好き───と言葉にはしなかったけれど、まだ中に居る平次をきゅっと締め付けた。

「……足りひん?」
揶揄うみたいに言えば、背中を引っ掻かれてしまった。

平次はもう一度志保に口づけて、ゆっくりと牡茎を抜いた。
ふるり、と震える志保が可愛くて、またキスをする。

コポリ…と乳白の精液がドロドロの愛液に混じって、タラリと女陰から尻へ伝っていく。
コロンと平次は体勢を変えて、押し付けられる乳房を感じながら志保の背中を撫でた。

行為の直後でピンクがかった彼女を見て、平次は思い出したみたいに言った。

「おまえにも桜の通り抜け、見せたりたいわ…」
「……大阪の?桜ってそっちはもう散る頃なんじゃないの」

平次は志保の髪を指で梳いた。
「造幣局のはソメイヨシノの桜並木ちゃうねん。色んな種類のんが集まっとってな、中々個性的で見応えあんで。一週間の期間限定やから、人も多いねんけどな」
「ふぅん……」

興味があるのかないのか判らないそんな返しに、平次は苦笑する。
親友と恋人が同じ反応をするというのはどうしたものか、複雑な気分になるではないか。
勿論新一にはもっと違う話の持っていき方だったが。


「────志保……」
「何?」
顔を上げると、平次は彼女の前髪を掻き上げて額にキスをした。

「志保v」
「……だから何……」

平次は彼女をぎゅうっと抱きしめて、今度は耳元で囁いた。
「志保…vv」

ピクンと小さく反応して、それから志保は溜め息をついた。

「……解ったわよ……行きましょう、いつ迄なの?」

真っ赤になって返す彼女に目を見張ると、平次はブハッと笑ってしまった。

「何よ?失礼ね」
そう返せば、彼は笑いを堪えながら言った。
「ちゃうて、めっちゃ可愛え思てv」

すると志保はもがいて、背中を向けてしまう。

「そない拗ねんでも…」
背中から抱きしめて、肩にキスをする。

「拗ねてる訳じゃ……あんv」
髪を掻き分けられて項に口づけられ、耳を嬲られた。
手も妖しい動きを始めて、性感帯の幾つかを掠めていく。

「……ん…っ……」

「ほな、もっと恥ずかしいコトしよv」

そう言うと、平次は志保をうつ伏せにして覆い被さった。




[*前へ][次へ#]

7/8ページ

[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
無料HPエムペ!