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平志小話集
Ardent Love(5)
はぁっと甘い吐息を漏らす志保は、3本になった指がGスポットを時間差を持って擦られ、嬌声に変わっていく。
舌は段々と腕の内側を愛撫しながらズレていき、緩やかな快感と膣中を暴れる強い刺激が交互に襲ってきて、志保の表情が遣る瀬なく揺れた。

平次は微笑んで、腕の付け根の辺りの内側に紅い痕を残して、志保の唇に自分のそれを重ねた。

「んっ…ん……はん…っ…」
ねっとりと絡まる舌に応えてクチュッと音が立つ。
溢れる唾液が顎を伝い、志保が平次の背に腕を回せば胸が合わさり、乳房がむにゅっと押し付けられる。

平次の指が志保の髪を絡めて、口づけながらも3本指にGスポットを責め立てられて、昂められた快楽が絶頂の震えを起こした。

「んんんんーっ…!!」

声は唇に吸い取られ、痙攣に合わせて押し付けられた乳房が、つき立ての餅みたいに柔らかく平次の胸を転がるのが気持ち好い。
愛液が溢れて濡れそぼっている菊門に、たっぷりと汁を纏った指で撫で回して、それをつぷりと挿し入れる。
唇が離れると、志保はふるふると首を振った。

「……ダ…メ……平…次…っ……////」

潤んだ瞳にゾクゾクしながらも、その瞼にキスをして、平次は訊いた。
「───何がダメなん?」

志保は頬を染めて、きゅっと目を閉じる。
すると平次は肛内を緩々と動いて、膣側や尾てい骨を突いていく。

「やあぁ……平次ィ…////」
「何や?」

抱きつかれたまま頬や耳にチュッ、チュとキスを落としていけば、涙目で睨まれてしまい、そんな事も堪らなく可愛い。
すると志保は平次の肩に顔を埋めて、カプッと噛み付いた。

「……コレ……頂戴……」
とっくに堅く勃って布を盛り上げているイチモツに、志保は片手で触れた。

「ココに?」
「ひっ…!」
肛内に入っている指をグリグリさせれば、彼女は首を横に振った。

志保は敢えて平次の肉棒に爪を立てた。

「コラ、やんちゃしたらアカン」
布越しでもあり激痛ではないけれど、意思は伝わる。

「貴方の所為よ…」
意地悪するから───とは口に出さなかったけれど、肛内を蠢く指とボディーをまさぐる手に、火照る躰同様に頬も赤らめた志保の瞳が濡れて可愛く睨まれて、平次は誘われる様に口づけた。

肛内から指をゆっくり抜けば、追い縋るみたいにチュポッと音を立てる。
ズリ下げられていただけのパンティーとストッキングを脱がせて全裸にしてしまった。

そしてパジャマのズボンを脱いだ平次はベッドに座り込み、手を差し延べる。

「来いや……」
甘い声で言われ、志保は身を起こして平次を見た。

筋肉の締まった精悍な褐色の裸体が、しっかりと肉棒を勃てて淫靡に誘う。
志保は膝を立てて平次に抱きついた。

情熱的なキスを交わしながら志保の脚を開かせ、尻を支え肉棒で彼女の股間を擦って、愛液で亀頭をぬめらせていく。

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あきゅろす。
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