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平志小話集
A Happy Way(6)
熱い粘膜にきゅうっと包まれ、平次が甘い息を吐いた。
タンクトップを捲られて乳房を曝され、ゆっくりと揺すぶられる。

「あ、あ、あっ、あ……」

突かれるタイミングで声が上がる。
乳房も動きに合わせてゆらゆら揺れて、思わず志保は胸を手で押さえた。

そしたら今度はうつ伏せにされて、突かれるリズムが変わった。
「はぁ…っ……あっ…あぁ…」

志保の手はシーツを掴み、乳房はベッドにむにゅりと潰される。
そして腰だけを上げられている為に尻穴が曝されて、折角解した事だしと、平次はその穴にもローションでぬめらせた肉棒(の形をした物)を潜り込ませた。
「や……ああっ…」

「オレのん…一本しかないしな?」
「ばか…っ……んあぁっv」

穴同士がパンパンに広がって、もっと尻を高く上げられて、バイブとちんこで2本刺さって蠢く様子が目で見える体勢で犯していく。
膣壁がきゅうきゅうと締め付けてくるのに、バイブの動きまで加われば、平次とて平然とはしていられない。

「……ふぅ……っく……志保…っ……」
「あっ…あっ、あっ、あー……vv」

志保の頭がフルフルと振られ、手はシーツを乱した。
ドロドロの愛液と我慢汁で結合部はビショビショになり、グチュヌチュといやらしい音がする。

奥を突く度、子宮口にキスされるみたいで、平次が唸るみたいな快楽の声を上げた。

バイブのうねりと共闘する様にGスポットや膣奥を刺激されてどうにかなりそうなのに、そっと手を回されてぷっくりと膨らんだ肉芽までも弄られては、一溜まりもない。
意識が攫われ、躰がビクビクと痙攣を起こした。

「……あ……あ……」
ヒクッ、ヒクッ……

そんな強い収縮に耐え切れずに、平次の精液が膣内を満たす。
尚もビクビクと震えている志保の躰から、うねるバイブを抜いていった。
「ひっ……ァ……」

追い縋るかの様に入り口の襞が捲れていやらしくて、それをジュポッと音を立てて抜いてしまった。
自分の物はまだ入れたままで、背中にキスをしていく。

「志保……」
膣中の痙攣が治まった頃に肉棒を抜いて、躰を仰向けにしてやり、髪を撫でた。
額や頬にキスを受けて目を閉じれば、唇にもやさしく口づけられる。

ちゅvと音がして離れると、バンザイの格好をさせられてタンクトップを脱がされた。
やっと全裸同士になって、志保も平次に抱きついた。

愛しさに溢れた瞳で見られてやさしく躰を撫でられたら、仮眠しかとってなかった事もあって、眠気に襲われた。

「……平……次……」
消え入る様に名を呼ばれ、そのまま眠ってしまう志保を暫く抱きしめていたが、その温もりと柔らかさに平次もウトウトとしてくる。

とは言え平次の方は眠りに落ちたのもほんの少しだったらしく、彼はウェットティシューを取り出して、志保の躰を拭いていった。


それからシャワーを浴びて、トランクスだけを履いてキッチンに向かう。
簡単な朝食、と言うにはかなり遅い時間だが、とにかく用意をしようとして、志保が買ってきてくれたらしい食料を見つけた。
それを直ぐに出せる様にして、平次はまた部屋に戻った。

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あきゅろす。
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