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平志小話集
ホワイトデート(4)
平次はバスローブの手触りとシャンプーの匂いに、そっと志保を離して頬に手を触れた。
「シャワー浴びてくるな?」

そうして平次がシャワーを浴びている間、志保は残ったワインをグラスに注いだ。
何となく少し酔っておきたくて、ジュースみたいに飲み干してしまう。

平次が浴室から出てくると、トランクス一枚という姿だった。

筋肉の引き締まった褐色の肉体に、タオルで拭いただけの髪がしっとりと額に落ちているのが艶っぽい。
志保はバスローブをスルリと脱ぐと、裸体ではなかった。
薔薇色のシースルーのキャミソールと面積の小さいレースのパンティーだけを身に着けていた。

シースルーというのは寧ろ裸体より艶かしい。
形の良い大きな乳房とXラインの綺麗なボディーが透けて浮かんでいる。

平次は近付いていってベッドに腰掛けると、そんな彼女をじっと見つめた。

「……綺麗やな……」

頬を染めて腕で胸を隠す志保に微笑んで、平次はそっと手を差し伸べた。

「来いや……」

志保も手を出せば直ぐに繋げる距離だが、敢えて誘いを掛ける平次に、頬を染めながらもキッとした彼女は、思い切り良く飛び込んでいった。

体重を掛けて平次を押し倒して彼に跨ると、襲うみたいなキスを仕掛けた。
酒の力も借りた大胆な行為に、勿論平次が黙って受け入れている訳もなく、互いの舌を絡め合い、口内を貪っていく。

キャミソールの上から胸や躰を撫でられ、何度もキスを交わす。
そのうちに滑らかな布越しに擦られる乳首もピンと勃って、透けた布にぷつりと浮かんだ。

はぁっと甘い吐息と共に離れた唇が銀糸で繋がり、うっとりとした瞳で見つめ合う。
すると志保は自分の腰を動かして、トランクスごと平次の股間を摩った。

「……っ……志保…っ…」

キャミソールに透けて浮かぶ躰が自分の上で動いて、乳房もプルプル揺れる様子は、平次の目を愉しませる。
擦られた肉棒がトランクスを持ち上げて、もっこりと張った。

志保も股間で擦っているのだから快感を得ている。
平次は手を伸ばして薄地の下着の上から肉芽を指で擦った。
「あ…っ……ぁ」

思わず浮き上がる腰に、指をもっと差し入れる。
布地越しの女陰を摩って平次は言った。
「濡れとる…」

頬を染める彼女を支えて平次は上半身を起こすと、トランクスを脱ぎ捨てた。
そうしてパンティーを横に寄せて直接指で弄り回し、愛液を溢れさせる。

「……はぁ……」
甘い吐息を零して抱きついてくる志保を片手で抱きしめながら、クチュクチュと音を立てて襞も穴も肉芽も5本の指を使って嬲った。

「あっ……はぁ……あん、あ…っ……」

「志保…可愛え…v」
耳元で囁かれて、ゾクゾクとした快感が志保の躰を走る。

「んっ……平次……」
ねだるみたいに名を呼ぶと、ふわりと開いた唇に口づけられた。

そうしながら両手で尻肉を広げられ、堅い肉棒がその前部に当たるのが判った。
サオでまんこをグチュグチュと擦り回し、我慢汁と共に愛液も纏っていく。
ちゅ、ぴちゃ…と口内でも音を立て、唾液が零れる。

「はふ……ァ……」

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