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平志小話集
課外授業(ラスト)
志保は平次の胸に手を当てて突っ張ると、頬を染めた。
自分の事を「可愛え」なんて言う男は、この世で平次だけだ。
素直じゃないの、とっつき難いの、出来過ぎて高嶺の花だのは言われてきたけれど。
高学歴女はちょっと……なんて男達の噂も聞いた。

志保は平次の男根に手を触れ、そこに跨る様にして指で陰唇を開いた。
ピタッと亀頭が押し付けられ、彼女はそっとそこに腰を落とす。

むにゅ……

「あっ……んっ……」
ヌプヌプとびしょ濡れの膣内に黒い巨根が挿入っていく。
漸く欲しかった情欲の塊を手に入れ、志保は喘いだ。

「志保……」
根元まで埋めてしまって、彼の呼び声に潤んだ瞳で見つめ返す。

志保としては、露骨な単語を言わされるよりは自分から銜え込んだ方がマシという思いがあったのだが、それも結局平次を愉しませている。

「動けるか?」
コクンと頷くと、ゆっくりと腰を動かし始めた。
平次に焦らされる事なく、自分が気持ち好い様に中を突いていく。

「……ァ……はぁ…んv……はふ……」

暫く志保の自由にさせてやり反応を見ていると、やがてピクピクと躰が震えた。
すると平次は彼女の手を取り、自らの腰を動かした。

「あっ、ダメ…っ……イイ…っ」

どっちやねんと心の中でツッコミながらも、イイのは解っているので、彼女が教えてくれた場所をズプズプと擦っていく。
「あんっ、あ…っ……あぁっ…v」

ぎゅっと平次の手を握り返し、自分も腰を上下すると、肩から刷り落とされた白衣は纏っているが、乳首だけを曝している乳房がゆさゆさと揺れる。

エロ女教師といった風情の姿を騎乗位で堪能しながら、結合部がグチュグチュと淫液を弾いて、襞を捲りながら出入りする褐色の巨根をドロドロに濡らしている。
パン、パンとリズミカルな音を立てながら、志保の表情が快楽で染まり、ふんわりといった態で目が虚ろになる。

すると平次が膝を立て、本格的に攻めていった。

「あっ……ひぅ……あぁっ……あふ……」

Gスポット経由で奥を突かれる快楽に、志保は身をくねらせて嬌声を上げた。
「あぁ……貴方…の……v」

無意識で悦びを訴える志保に、平次は益々煽られて、淫らな音が大きくなった。

ぐちゅっ、ヌポッ……ニュチュニュチュ…ッ……

「ひっ……あぁっ……イ……」

血管が浮き出る程に張ったデカマラを、熱い粘膜が締め付け顫動する。
背中をのけ反らせ、志保の意識が夢現へと漂っていった。

「あっ、ああぁぁ……!!」
「志保…っ!」

膣内でうねる卑猥な塊が脈動して、限界を告げてくる。
それをぎゅうっと締め付けて、熱い雄汁を、昇り詰めて痙攣する躰の膣奥で受け留めた。
ドクドクという収縮と放出とを、しっかり奥深く繋がって最後の最後まで搾り取られ、送り込む。

気持ち好さそうに目を閉じて、ふんわり開いた紅い唇から、ちらりと紅い舌が蠢いて見える。
じんわりと膣内に広がる雄のミルクに満足をして、志保は平次に倒れ込んだ。

「はぁ……はぁ……」
互いの息を整えながら、平次は志保の白衣を脱がせて背中を摩った。
綺麗なボディラインが浮き出るのを手探りで撫でていく。

「…ん……平次……」

ゆっくりと膣から肉棒が抜かれて、ピクピクと蠢くそこから乳白い精液が零れてくる。
びしょ濡れの陰唇にミルクの様に伝うそれが淫猥だ。

ニットシャツも脱がせてしまって、生乳を押し付けるみたいにしてぎゅっと抱きしめた。
柔らかな肌の感触が気持ち好い。

「……あー……おまえの肌の匂い…めっちゃ好きやー……」

そう言ってモコモコと動いて柔らかな乳房に顔を埋めるものだから、志保は苦笑してしまった。
男なんていうのは、時々子供に戻るらしい。

志保は平次の髪を撫でて、大事そうに抱えた。

すると徐に音を立てて吸われて、乳房の上部に薄紅の痕を残されてしまう。
「……ぁ……っ」

そうして平次はまた、ごそごそと志保を抱き直して、今度は自分の胸に閉じ込めてしまった。


(……私も……貴方の匂い……好きよ……)

声に出しては言ってやらないけれど、志保もそう思って目を閉じた。

ほんの少し眠ってしまった様で、それからシャワーを浴びて躰を綺麗にした。


全裸は全裸でええなと思った平次にまた襲われたらしいが、直接肌を触れ合う行為に志保も溺れてしまって、結局翌日まで平次の部屋から出られなかった様である。




───────THE END

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あきゅろす。
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