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パラレル物
Warmth(8)
「あっ……」
淫液で濡れたそれをクチュクチュと扱きながら、自分の肉棒を合わせて擦り合わせていく。

「…ァ……んんっ…は……」
二人同時に肉茎が堅くなり、絡み合う腰が淫らに動く。
そのうちに互いの我慢汁で手も濡れて、二人の男根がギンギンに張った頃、もう一度唇を触れ合い口淫し合った。


積極的な新一が嬉しい。
自分だけの一方的な想いではないのだと感じて、平次は泣きたい様な笑みを浮かべた。

「……ばーろ……何て顔してんだよ…」

新一が平次の頬に手を触れて、慈愛に満ちた笑みを浮かべる。
すると平次はその手を取って指に口づけ、この人を失わなかった事に感謝した。

それから互いを求めてキスをする。
何度も触れて紅みの増した唇はねっとりと熱く、中では舌が絡み合い、たっぷりの唾液を交換し合った。

そうして徐に平次が新一の両脚を抱え、窄まりを見つけた亀頭がそこをノックする。
薄く目を開けた新一が、唇だけを動かした。

───へ・い・じ………


そのまま誘われる様に菊門の襞を分け入り、むにゅりとデカマラを侵入させる。

「あっ……はぁ……」

新一の顔を見ながら奥深くへ進み根元まで埋め込むと、少し眉を寄せていた彼は、はぁっと息を吐いて潤んだ瞳を瞬いた。

「新一……////」

言葉にしなくても『好き』という気持ちを彼の瞳が語っている。
嬉しさと共に欲情を昂めた平次は、新一の脚を大きく広げて抜き差しを始めた。

「あっ…あ……あ……」
縋る様に回した手が平次の背中をなぞって、パンパンと音を立てて揺らされる躰は快楽の熱でピンクに染まって艶かしい。

「んっ、あっ、あ、あ…っ…」
ズンズンと打ち付けられるリズムに合わせて声が漏れる。

かと思えばゆっくりと変化したり角度が変わったり、長く愉しみたいのだろうか、快楽の波の変化に新一は躰を捩った。

すると腰をぐっと上げられ腹を反った体勢にされ、肉棒がビンと張って矢印みたいに壁方向に向かった。
新一の表情と肉棒の変化と、どちらも目で見える形でグチュグチュと突き犯す。

「ふあっ……はぁ……やっ、あ…////」

見られる羞恥も快楽に変わっていく。
ほんのり紅みの増した新一の裸体がエロくて、平次の巨根をうねうねと締め付けてくる。
「ふぅ…っ……新一っ…!」

新一の肉矢も先からポタポタと汁を垂らして、今にも弾けそうだ。
すると平次は両手を新一の腰から背中へとスルリと滑らせ、彼を持ち上げた。

「えっ、嘘?!───あぁぁー…っ!」

ズン!と新一の躰が滑り落ちる様に埋め込まれ、その刺激で電流が走るみたいな快感に、新一の首筋が反った。
更に追い打ちを掛ける突き上げで新一の頭は真っ白になり、金色がスパークするみたいな不思議な感覚の中で、四肢がブルブルと震えた。

「はあぁぁぁ────…!!!」

既に限界にきていた男根からは勢い良く雄汁が放たれ、快楽の痙攣を起こす躰は空中で背を平次に支えられているだけで局部が繋がっている。
ドクドクと熱いミルクが自分の腸内に出される感覚がして、自分の放った精液が落ちてきて顔を汚したけれど、新一は艶やかな喘ぎしか零せない。


無意識に彼の名を呼んで、新一の手が空を彷徨った。

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あきゅろす。
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