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パラレル物
愛という名の檻の中(4)
次の日、出勤すると平次に言われた。
「今日は一日、玉子あっためてなv」
「……は?」

社長室で人が居ないのを良い事に、平次は志保のガーターベルトをそのままにパンティーを引きずり下ろし、うずらと鶏の中間位の大きさの、正に玉子の形をした物を、いきなりなのでジェルを纏わせ彼女の膣内に押し込んでしまった。
「ひっ……」

そうしてパンティーを何でもない様に履かせてしまい、太股の中程までの丈の、レースの付いたストッキングの色っぽさにニヤリと微笑った。

「ん…っ……何なの、コレ」
「直ぐ解るわ、自分で取ったらあかんで?」


それから平次は何事もなかった様に仕事へと移り、彼の表情も仕事のそれに変わっていた。
そして、志保が社長室を出た時に、中の玉子が蠢き始めた。
「!!」

それはリモコンのローターだった。
今は色々な玩具が売っていて、これもその1つだ。

平次はあくまでも平然と仕事をしている。
体内で蠢く異物の刺激に反応しない様、志保は仕事以外にも余計な気を遣う事になってしまった。

しかも強弱をつけて嬲られて、人が居ない場所では甘い声を漏らしてしまう。
そうして気を取り直し、ポーカーフェイスで仕事に向かう。

休憩時間にトイレに駆け込んでみれば、パンティーはびっしょりと濡れているし、替えも一枚は持っているとは言え、この分では替えても一緒だろう。

自分で取ってはいけないという言葉は何を意味するのか。
取ったらお仕置きと称されて、更に変態な事をされてしまうのだろうか?

そんな想像の為に下半身がズクンと反応してしまい、志保は真っ赤になって首を振った。

とにかく今は、自分から淫液の匂いがしてないかが心配で、香水をほんの少しだけ身に着けた。


高校時代はこんな変態なえっちはしなかったのに、やはりあの告白の所為だろうかと志保は思った。
あの男に関して、平次が調べて二度と志保に近付かない様、手を打っているとは知らず、志保は仕事に戻った。


とは言え快感で頬が熱り、口許が色っぽく開いてしまうのを食いしばったり、変な声が出ない様、懸命に我慢しているというのは男性社員の目にも止まる様だ。

「宮野さんどうしました?具合い悪いんじゃ…」
「いえ、大丈夫です。ありがとう」
これをチャンスにと声を掛けてくる男達ににこりと微笑んで無難に躱しながら、人の居ない所で熱い息を吐いた。


漸く長く感じた一日の仕事が終わって、志保はくず折れた。
そこへ平次がやっと声を掛けた。

「随分、男共の視線を釘付けにしたみたいやな…」

「そんな事…してないわ…」
本人に自覚はなくても、何処か艶っぽい彼女に、男達が視線を向けてしまうのは仕方ない。
今日一日で、何人の男を虜にしたのだろうか。
人に晒すのは程々が肝心だと平次は思った。


「見せてみ」
志保を四つん這いにしてスカートを捲ると、小さな布地だけでは到底受け切れない愛液が内腿まで零れている。
もう少し短いスカートだったらヤバかっただろう。

「…気持ち好かったんか?こないドロドロにして」
「バカ…っ」
どれ程気が気でなかったと思うのか、雇用者なら、仕事としてどうなの、という文句も振動を強められて喘ぎに変わった。

平次は人の悪い笑みを浮かべた。
「素直に言わへんと、イカせてやらへんで?」
志保の性格的にも、仕事中にイッたとは思わない。
彼女は思わず首を横に振った。

「だめ……も……許して……」

艶っぽく喘ぐ志保に、平次は耳元で囁いた。
「イキたいん?」
耳を舐められゾクゾクと震えながら、志保は必死で頷いた。

そして漸く平次は布を捲って陰核を指で弄ってやると、志保は簡単に昇天してしまった。
「ひぁああぁ…っ!」

膣内では振動している玉子を締め付けているのだろう、膣口の粘膜がいやらしくヒクついている。

イッてしまった敏感になった躰にローターは容赦なく蠢いて刺激してくる。

「あっ…あん……も……止めて……」

我慢していた反動か、はぁはぁと息を切らして真っ赤に躰を熱らせる志保を、平次は起こした。
「場所変えよか」



乗せられたタクシーの中では、平次の服を掴んで必死に耐えた。
そんな仕草が可愛いと平次は思っていたが、志保にとってはそれどころではない。


連れていかれたのは一戸建ての屋敷。

その家の一室、ベッドルームであろうダブルベッドやTVやオーディオのある、一見普通のフローリングの部屋だが、スペースが広く取ってある。

レッスン場みたいなバーや大きな鏡があって、かたやバレリーナの練習場の様でもある。

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