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パラレル物
魔物days(2)
ぴちゃっ…ちゅくっ……

新一の男根が、どんどん堅くなっていき、快楽を伝えた。


「おまえはオレのモノや……オレの…愛しい堕天使……オレを、受け入れや……」


刷り込む様に、何度も愛の言葉みたいな所有の楔を新一の心に埋めていく。


「……オレ…は……あぁ…っ」
何度も猛った肉棒を受け入れさせられた穴に、またも平次の指が忍び込む。
少し広げてやると、中からトロリと精液が流れ落ちてきた。

「快楽に正直になり、新一」
新一はふるふると首を横に振った。
「ダメ…だ……」

怖い。
この男の中に完全に堕ちてしまったら、きっと抜け出せなくなる。
もう充分危険な所に居るけれど。

血を吸われ、洗礼を受けてしまった自分は、もう堕ちるか死ぬしかないのだ。

不意に、平次に勃ち上がった肉棒を掴まれ、声を上げてしまった。
「あぅっ!あ…っ……や……」
尿道をくりくりと掘るみたいに舌で掻き出され、ブルブルと躰が震えた。
睾丸を緩く引かれて、昇り詰めそうな欲情を抑えられた。

「あっ……あ…っ……」
追い詰められては引かされ、そんな事を繰り返されて、新一は嬌声を上げながらも苦悶の表情をする。

「んあっ……はぁ…っ、嫌…だ、お願……」

喘ぎながら涙を零す新一が、凄絶なまでに色っぽい。
平次の肉の棒がビンビンに張り詰めて、舌舐め刷りをした。

「お願いやったら、ちゃんと口で言うてみ?」
「ヤだっ、死にそ……もう……」
「もう?」

後口を緩く弄っていた指が奥に入り込んでいくと、新一は叫んだ。
「あぁぁ…っ、また…っ……」
「……イカせへんよ…」
言うまでは。

またもイイ所を外して、緩やかに昂めていく。

「はあぁ…っ………イヤだぁ……」
まるで逃がすまいとするみたいに、粘膜が平次の指を締め付けた。

「めっちゃやらしい躰やで……バージンやったのになぁ?」
揶揄う様に平次はくすくすと笑う。
新一は涙をぽろぽろと流した。


「オレを……こ…なに……して……」
「ん?おまえにこないな事してええんはオレだけやで?オレのもんやからな」

快楽に犯された躰が、否定したい言葉で逆に陶酔してしまう。

ジュプ、クチュ、ヌチュ……
淫らな音が耳に響く。

「あぁぁ……ダメ……ダメだ…っ!も、イカせてくれ……!!」

遂に言ってしまった言葉に、平次は更に重ねた。
「何処でイキたいんや。汁垂らしまくりのちんこか?それともこっちの…物欲しそうなケツ穴でか?」
新一は言葉でも嬲られ、躰を震わせた。

男根の刺激でイクのは勿論気持ち好い。
けれど、中の強烈な快楽を教えられてしまった躰は、目の前の大きく勃った、濡れた凶器が欲しくて堪らない。


「それ……その大っきいちんこ……オレの後ろの穴に……欲し……」
言ってしまって新一は真っ赤になった。
とうとう、自ら欲しがってしまった。

すると平次は新一を繋いでいる壁側の鎖を外した。
手錠は嵌めたままで。
そうして鎖を新一の首に一巻きして、手錠同士を繋ぎ直した。

「ほんなら床に手ぇついて、腰、高く上げや」

新一は茹で蛸みたいに真っ赤になりながらも、言われた通りのバックの体勢をとる。
曝された窄まりを強引に広げ、平次は一気に肉の楔を打ち込んだ。

「ひあぁぁぁ…っ!」

焦らされた躰はそれだけで達してしまい、ほとばしる精液を床に叩き付けた。

「もう出してもーたんか……だらしないちんこには、お仕置きやなv」

平次は愉しそうに言って、後ろから手を回して新一の男根に、蛇の形をした螺旋状のリングを根本から先へ、とぐろを巻く様に嵌め込んだ。

「……!嫌だっ…」
そうしてズプズプと新一の肛内を出し入れしながら暴れ回った。
「あっ…!あぁ…っ、あ、あ……」

粘膜を一杯に広げられ、前立腺を烈しく擦られ、新一の下半身に血が集まる。
ジュプジュプと中の精液が押し出されては飛沫を上げて、ポタポタと新一の尻と太股を汚していった。

「やあぁ……イイ…っ……ダメ…っ、痛…っ……」

平次は淫靡に笑った。
腰は新一にガンガン打ち付けながら。

「どっちやねん?ええんか嫌なんか」

「あぅっ……イイ…っ、イイからっ……この蛇…外し、て……」
「お仕置きや言うたやろ?我慢しぃ」

金属なはずなのに、まるで生きているかの様に、締め付け蠢いている感覚がする。
「イヤだ……狂う…っ、壊れるっ……」

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